皆さんこんにちは!!美容✖️旅行ライターのIsomuraSetsukoです。まだまだ肌寒い季節。みなさんいかがお過ごしですか?
今回は、国宝の岐阜県多治見市にある永保寺にお邪魔しました!!国宝とあるだけ立派な建物で古さを感じますが、当時の職人さんのきめ細かな作業をしていたんだな!と思われる建物であります。
では、早速永保寺の見所を見てみましょう!
永保寺の歴史
年中様々な景色が楽しめる永保寺。1313年鎌倉時代に建てられた。多治見の小高い虎渓山にたたずむ寺。
この永保寺の由来は山の景色が中国の虎渓の風景に似てたからだと言われている。
現在、観音堂と開山堂は国宝指定されている。あわせて国の名勝にも指定されています。
永保寺は観音閣とも呼ばれており、本尊の聖観音菩薩坐像が納められています。
建築は日本と中国の両方の特徴をあわせ持ち、一重の裳階をもつ入母屋造です。桧皮葺の屋根は、どっしりとした安定感をもっています。
境内は自由に拝観できますが、建築物の中には入ることができません。
樹齢700年と言われている木たちの紅葉
毎年11月頃には、紅葉が楽しめる。
紅葉スポットでも有名で全国から注目を集めています。
去年はコロナの影響でライトアップはされなかったものも毎年ライトアップされ、綺麗な夜の紅葉を味わうことが出来るのも見どころの1つではないだろうか。
日本の歴史がつまる名勝庭園
境内の中には大きな池があり、その中には古い日本のドラマなどに出てきそうな橋がある。無際橋と呼ばれ無限とは限りない永遠という意味で此岸も彼岸も表裏一体ということを表しています。
黄色く綺麗な大銀杏
永保寺の開山では、700年前に植えたといわれる銀杏の大きな木が11月下旬には黄金色に色づき綺麗な光景を見ることが出来ます。
国宝 観音堂
1314年、鎌倉時代の正和に建てられたと言われています。
日本で唯一、現存する仏殿でのため国宝に指定されています。
こちらには、聖観世音菩薩坐像が祀られています。
国宝 開山堂
1352年、室町時代の文和元年に建てられました。
こちらの建物は歴史でよく出てくる足利一族の寄進のもと建てられたと言われています。
開山堂には、夢窓国師と仏徳禅師の塑像が安置され、その背後には仏徳禅師のご遺骨が納められています。
冬の景色は水墨画?!
岐阜県多治見市にある永保寺は、山間部のため冬場は寒さで雪も積もります。雪の積もった朝は、水墨画のような景色を日本庭で楽しむことが出来ます。
いかがでしたか?日本の歴史の積もった建物と四季折々の景色が楽しめる永保寺です。
最近の古いお寺さんなど仏教離れがある中、永保寺でも少しでも知ってもらいたいと2011年より観音堂内で結婚式を出来るように工夫をしております。
ぜひ、休日は永保寺へ出かけてみませんか?
アクセス・詳細
名称 永保寺
所在地 〒507-0014
岐阜県多治見市虎渓山町1-40
営業時間 朝5時から17時
定休日 年中無休
交通アクセス
・公共機関でお越しのお客様
JR多治見駅より徒歩30分
・お車でお越しのお客様
多治見インタより車で40分