岐阜県の初詣完全ガイド|人気神社から穴場スポットまでご利益別に紹介

新年を迎えると、多くの方が初詣に訪れ、一年の無事や願い事の成就を祈願します。岐阜県には、1900年以上の歴史を誇る伊奈波神社をはじめ、商売繁盛で名高い千代保稲荷神社、金運のパワースポットとして知られる金神社など、魅力的な初詣スポットが数多く点在しています。本記事では、岐阜県で初詣におすすめの神社仏閣を厳選してご紹介するとともに、各スポットのご利益やアクセス方法、混雑を避けるコツまで詳しく解説します。美濃エリアから飛騨エリアまで、あなたにぴったりの初詣先を見つけて、素敵な新年のスタートを切りましょう。

目次

岐阜県の初詣の魅力と特徴

岐阜県は、古くから「美濃」と「飛騨」という二つの地域に分かれており、それぞれに独自の文化と歴史を持つ神社仏閣が点在しています。初詣スポットも多様性に富んでおり、都市部の利便性の高い神社から、山間部の静寂に包まれた古刹まで、さまざまな選択肢があるのが特徴です。

美濃エリアと飛騨エリアの違い

美濃エリア(岐阜市・大垣市・各務原市など)は、名古屋からのアクセスも良好で、多くの参拝者で賑わう人気スポットが集中しています。伊奈波神社や金神社、千代保稲荷神社などが代表的な初詣先として知られています。一方、飛騨エリア(高山市・飛騨市など)は、雪景色の中で厳かな雰囲気の初詣を楽しめるのが魅力とされています。飛騨一宮水無神社や飛騨山王宮日枝神社など、地域に根ざした由緒ある神社が多いのが特徴です。

岐阜ならではの初詣文化

岐阜には「岐阜三社参り」という独自の風習があります。これは、伊奈波神社(父)、金神社(母)、橿森神社(子)という親子関係にある三社を巡拝することで、家族の絆や家庭円満のご利益をいただけるとされる江戸時代から続く習慣です。三社は約2.5km圏内に位置しているため、徒歩でも巡ることができ、新年の散策を兼ねた初詣として人気を集めています。

初詣の参拝者数と人気傾向

岐阜県内で最も参拝者数が多いのは伊奈波神社で、例年約80万人が訪れるとされています。次いで千代保稲荷神社、南宮大社なども多くの参拝者で賑わいます。近年は、パワースポットブームの影響もあり、ご利益や歴史的背景に注目して初詣先を選ぶ傾向が強まっているようです。

冬の岐阜で気をつけたいこと

美濃地方は比較的温暖ですが、冬季は「伊吹おろし」と呼ばれる冷たい風が吹くことがあり、体感温度が下がりやすいため防寒対策が必要です。飛騨地方は豪雪地帯に位置するため、スノーブーツや防寒着は必須となります。大雪警報が出ている場合は、無理をせず分散参拝を検討することをおすすめします。

初詣の時期と松の内について

初詣は「松の内」と呼ばれる期間内に行くのが一般的とされています。松の内とは、門松やしめ飾りを飾っておく期間のことで、関東では1月7日まで、関西では1月15日までを指すことが多いようです。ただし、松の内を過ぎてから参拝しても問題はなく、大切なのは新年の感謝と挨拶を神様に伝えたいという気持ちだとされています。

伊奈波神社|岐阜県最大級の初詣スポット

伊奈波神社は、岐阜市の金華山(稲葉山)の麓に鎮座する、創建1900年以上の歴史を持つ古社です。岐阜県内で最も多くの参拝者が訪れる初詣スポットとして知られ、その荘厳な雰囲気と多彩なご利益で、地元の方々はもちろん県外からも多くの参拝者を集めています。

伊奈波神社の歴史と由緒

伊奈波神社は、景行天皇14年(約1900年前)に創建されたと伝えられています。主祭神は第11代垂仁天皇の長男にあたる五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)で、この地方の開拓や産業発展に貢献した神として崇められてきました。戦国時代には斎藤道三や織田信長からも崇敬を受け、岐阜の総氏神として長い歴史を紡いできた神社です。

多彩なご利益

伊奈波神社のご利益は非常に多岐にわたります。厄除け、学業成就、縁結び、安産子育て、無病息災、交通安全、商売繁盛、家内安全など、人生のさまざまな場面でご加護をいただけるとされています。このため、新年の願い事が複数ある方にも適した初詣先といえるでしょう。

黒龍社(黒龍神社)のパワースポット

伊奈波神社の境内には、強力なパワースポットとして知られる「黒龍社(黒龍神社)」があります。ここには水の神様である龍神が祀られており、「どんな願い事でも叶える」とされる霊験あらたかな場所として全国から参拝者が訪れます。特に「龍頭岩」と呼ばれる岩は、厄払いや病気平癒に強いご利益があるとされており、初詣の際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。

初詣の混雑状況と回避策

伊奈波神社は例年約80万人の参拝者が訪れるため、三が日は非常に混雑します。特に大晦日の深夜から元旦未明(0時〜2時頃)と、元旦から三が日の日中(午前11時頃〜午後3時頃)がピークとなります。混雑を避けたい場合は、1月4日以降の参拝がおすすめです。この時期になると人出が一気に減り、境内での待ち時間もほとんどなくなります。

アクセスと駐車場情報

伊奈波神社へは、JR岐阜駅北口から岐阜バスに乗車し約10分、「伊奈波通り」バス停で下車後、徒歩約10分でアクセスできます。なお、神社敷地内の無料駐車場は、混雑緩和のため1月7日まで閉鎖されます。周辺のコインパーキングも正月期間中は満車になりやすく、特別料金が設定される場合もあるため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。また、年末年始は周辺道路で大規模な交通規制が実施されます。

初詣行事とお守り

伊奈波神社では、元旦の午前6時から「歳旦祭」が執り行われます。また、1月15日には「筒粥神事」、1月17日には「左義長神事」など、新年を祝う伝統行事が続きます。授与所では、厄除けや開運、縁結びなど多様なお守りが用意されており、新年の祈願にふさわしい授与品を選ぶことができます。

千代保稲荷神社(おちょぼさん)|商売繁盛の守り神

「おちょぼさん」の愛称で親しまれる千代保稲荷神社は、岐阜県海津市にある商売繁盛の神様として全国的に知られる神社です。京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷と並び、日本三大稲荷の一つに数えられることもある格式高い神社で、新年には多くの参拝者で賑わいます。

千代保稲荷神社の歴史

千代保稲荷神社の創建は古く、平安時代に源八幡太郎義家の六男・義隆が分家の際に「先祖の御霊を千代に保て」と祖神と宝剣を授かったことが始まりとされています。以来、「千代に保つ」という願いを込めて「千代保稲荷」と呼ばれるようになり、商売繁盛や家内安全の神様として信仰を集めてきました。

商売繁盛・家内安全のご利益

千代保稲荷神社の主なご利益は、商売繁盛と家内安全です。このほか、縁結びや合格祈願にもご利益があるとされており、幅広い願い事に対応できる神社として知られています。特に商売を営む方や、新年から事業の発展を願う方にとって、心強い初詣先となるでしょう。

油揚げを奉納する独自の風習

千代保稲荷神社には、神前に「油揚げ」を奉納するというユニークな風習があります。参道の入り口付近で藁に刺さった油揚げとロウソクのセットが販売されており、これを購入して神前に供えるのが習わしとなっています。新年には、この油揚げの独特な香りが境内に漂い、他の神社にはない風情を感じることができます。

門前町の食べ歩きグルメ

千代保稲荷神社の大きな魅力の一つが、約150店舗が軒を連ねる門前町です。名物の「串カツ」や「どて煮」をはじめ、川魚料理、漬物、和菓子など、さまざまなグルメを楽しむことができます。初詣の後に食べ歩きを楽しむのも、おちょぼさん参拝の醍醐味といえるでしょう。

初詣の混雑と参拝のコツ

千代保稲荷神社は、岐阜県内でも特に混雑が激しい初詣スポットの一つです。大晦日から元日にかけては終夜参拝が可能ですが、この時間帯と三が日の日中は大変な混雑となります。ゆっくりと参拝したい場合は、1月中旬以降の訪問がおすすめです。また、元日の午前10時からは開運箸の配布(数量限定)が行われるため、早朝から並ぶ参拝者も多くいます。

アクセス情報

千代保稲荷神社へは、JR東海道新幹線の岐阜羽島駅からバスで約20分、「お千代保稲荷」バス停下車後すぐでアクセスできます。駐車場は周辺に複数あり、通常は無料ですが、年末年始は400円程度の有料となる場合があります。三が日は周辺道路の渋滞も予想されるため、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

金神社|金運アップのパワースポット

岐阜市の中心部に鎮座する金神社(こがねじんじゃ)は、その名の通り金運・財運にご利益があるとされる神社です。高さ8メートル、幅8メートルの大きな金色の鳥居が目を引く、岐阜を代表するパワースポットとして知られています。

金神社の由緒と歴史

金神社の創建は、西暦135年の成務天皇の時代にまで遡るとされています。主祭神は渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)で、伊奈波神社の祭神である五十瓊敷入彦命の妃にあたります。夫の死後、この地の発展に尽力し、産業や農業の基盤を築いたことから、産業繁栄や財宝の神として崇められるようになりました。

金運・商売繁盛のご利益

金神社は古来より、産業繁栄、財宝・金運招福、商売繁盛のご神徳があらたかな神として信仰を集めてきました。新年に金運アップを願う方、事業の発展を祈願する方にとって、最適な初詣先といえるでしょう。金色の鳥居をくぐり、ご神水をいただき、金運上昇を祈願するとより効果があるとされています。

金色の鳥居と境内の見どころ

金神社のシンボルともいえる金色の大鳥居は、2015年に建て替えられたもので、遠くからでもその輝きを確認できます。境内には、金運にちなんだ授与品が多数用意されており、金色のお守りや絵馬は特に人気があります。また、毎月最終金曜日には「Premium金Day」として限定の金文字御朱印が授与されることでも知られています。

岐阜三社参りの一社として

金神社は、伊奈波神社(父)、橿森神社(子)とともに「岐阜三社参り」を構成する「母」の神社です。三社を巡ることで、家族の絆にちなんだご利益をいただけるとされており、初詣に三社すべてを参拝する方も少なくありません。三社は徒歩圏内にあるため、新年の散策を兼ねて巡拝するのもおすすめです。

混雑状況と参拝のタイミング

金神社は岐阜市街地の中心部に位置するため、三が日は終日賑わいます。ただし、午後は比較的空いている傾向があるため、ゆっくり参拝したい方は午後の訪問がおすすめです。混雑を避けたい場合は、1月4日以降もしくは夕方の時間帯が狙い目となります。

アクセスと駐車場

金神社へは、JR岐阜駅から徒歩約15分、名鉄岐阜駅から徒歩約10分でアクセスできます。バスを利用する場合は、JR岐阜駅北口バスターミナル(10〜13番乗り場)から乗車し、「文化センター金神社前」で下車後、徒歩約5分です。神社の無料駐車場は、年末年始(12月31日夜〜1月3日)は閉鎖されるため、近隣の「金公園地下駐車場」や「タイムズ蕪城パーク」などの有料駐車場を利用することになります。

南宮大社|美濃国一宮の格式高い神社

南宮大社は、岐阜県不破郡垂井町に鎮座する美濃国一宮で、全国の鉱山・金属業の総本宮として深い崇敬を集めている神社です。本殿をはじめ複数の建造物が国の重要文化財に指定されており、歴史と格式を感じながら初詣を楽しめるスポットとして人気があります。

南宮大社の歴史と格式

南宮大社は、『延喜式』神名帳に美濃国唯一の名神大社として記載されている由緒ある神社です。創建は神武天皇の時代とも伝えられ、2000年以上の歴史を持つとされています。関ヶ原の戦いで一度焼失しましたが、1642年に徳川家光によって再建され、現在の社殿はその時のものが残されています。

金山彦大神を祀る鉱山・金属業の総本宮

南宮大社の主祭神は金山彦大神(かなやまひこのおおかみ)で、鉱山や金属の神様として崇められています。このため、全国の鉱山・金属・鍛冶に関わる業者から篤い信仰を受けてきました。現代では、金運や事業成功、商売繁盛のご利益を求めて参拝する方も多くいらっしゃいます。

縁結び・必勝・厄除けのご利益

南宮大社のご利益は金運だけではありません。縁結びや恋愛成就、学問・合格祈願、厄除け、交通安全、家内安全など、多岐にわたるご利益があるとされています。特に「必勝」のご利益でも知られており、スポーツ選手や受験生などが勝負事の前に参拝することも多いようです。

重要文化財の社殿群

南宮大社の見どころは、なんといっても国の重要文化財に指定されている社殿群です。本殿、拝殿、楼門など18棟もの建造物が重要文化財として保存されており、朱塗りの美しい社殿は「日本の美」を感じさせる荘厳な佇まいを見せています。初詣の際には、参拝だけでなく、これらの歴史的建造物の鑑賞も楽しみの一つとなるでしょう。

初詣の授与品

南宮大社では、初詣の時期に金運や勝負事に関連したさまざまな授与品が用意されます。特に人気なのが「金矢」や「熊手」で、商売繁盛や金運上昇を願う方々に好まれています。また、御朱印も人気があり、御朱印帳を持参して参拝する方も多くいらっしゃいます。

アクセスと参拝のポイント

南宮大社へは、JR東海道本線の垂井駅から徒歩約20分でアクセスできます。車の場合は、名神高速道路の関ヶ原ICから約10分です。駐車場は広く用意されていますが、三が日は周辺道路の渋滞が予想されるため、時間帯を調整するか公共交通機関を利用することをおすすめします。

飛騨エリアの初詣スポット

飛騨地方は、北アルプスの山々に囲まれた自然豊かな地域で、古くから独自の文化を育んできました。雪深い冬の飛騨で初詣をすることで、都市部とは異なる厳かな雰囲気の中、新年の祈願ができます。ここでは、飛騨エリアを代表する初詣スポットをご紹介します。

飛騨一宮水無神社|飛騨国の総鎮守

飛騨一宮水無神社は、高山市に鎮座する飛騨国の一宮で、農耕の祖神・延命長寿の守護神として信仰を集めています。「水無」という名には「水主(みぬし)」という意味が込められており、飛騨山脈の豊かな自然が生み出す水源を司る神として崇められてきました。静寂に包まれた神域は、心身が浄化されると評判のパワースポットでもあります。

飛騨山王宮日枝神社|高山祭で有名な南の鎮守

飛騨山王宮日枝神社は、ユネスコ無形文化遺産に登録された「高山祭」で有名な神社です。春の例祭「山王祭」は、京都の祇園祭、埼玉の秩父夜祭と並び、日本三大美祭の一つに数えられています。地元では「山王様」と呼ばれ親しまれており、高山城下町南半分の氏神として信仰を集めてきました。境内には樹齢1000年以上とされる大杉があり、岐阜県の天然記念物にも指定されています。

飛騨エリアの初詣で注意すべきこと

飛騨地方は豪雪地帯に位置するため、初詣の際には十分な防寒対策が必要です。スノーブーツや防寒着は必須で、特に大雪警報が予想される日は無理をせず、分散参拝を検討することをおすすめします。また、路面凍結の可能性もあるため、運転には十分注意してください。

高山の観光と組み合わせた初詣

高山は「飛騨の小京都」とも呼ばれる観光地で、古い町並みや朝市など見どころが豊富です。初詣と観光を組み合わせて訪れることで、新年の旅行をより充実させることができます。飛騨牛や高山ラーメンなど、地元グルメを楽しむのもおすすめです。

飛騨一宮水無神社へのアクセス

飛騨一宮水無神社へは、JR高山本線の飛騨一ノ宮駅から徒歩約8分でアクセスできます。車の場合は、中部縦貫自動車道の高山ICから約15分です。大晦日から元旦にかけては、社務所が22:00〜翌16:30まで対応しているため、年越し参拝も可能です。

飛騨山王宮日枝神社へのアクセス

飛騨山王宮日枝神社へは、JR高山駅から徒歩約20分、または高山濃飛バスセンターからコミュニティバス南線で「日枝神社前」下車、徒歩約5分でアクセスできます。高山の古い町並みからも近いため、観光の合間に参拝することも可能です。

穴場の初詣スポット

岐阜県には、人気スポット以外にも魅力的な初詣先が数多くあります。混雑を避けてゆっくりと参拝したい方や、個性的なご利益を求める方におすすめの穴場スポットをご紹介します。

手力雄神社|織田信長ゆかりの勝運パワースポット

各務原市にある手力雄神社は、1400年以上の歴史を持つ古社で、織田信長が稲葉山城攻略の際に戦勝祈願を行ったことで知られています。伝説によると、信長が周囲の寺社を焼き払いながら進軍した際、この神社の手前で突然霧が立ち込め、馬から落ちて身動きが取れなくなったとされています。これを神罰と恐れた信長が祈願したところ、見事に稲葉山城を攻略。以来、勝運・開運のパワースポットとして信仰を集めています。

橿森神社|子供・家族の守り神

岐阜市の中心部に位置する橿森神社は、岐阜三社参りの「子」の神社として知られています。祭神の市隼雄命は、伊奈波神社の祭神(父)と金神社の祭神(母)の子にあたる神様です。家庭円満、縁結び、学業成就、安産などにご利益があるとされ、家族連れでの参拝に適した神社です。境内には、織田信長が楽市楽座を開いた場所に建てられた信長神社(建勲神社)もあります。

谷汲山華厳寺|西国三十三所の満願霊場

揖斐郡揖斐川町にある谷汲山華厳寺は、西国三十三所観音霊場の第33番札所で、満願・結願の寺として知られる天台宗の古刹です。創建は延暦17年(798年)で、千二百年以上の歴史を誇ります。本尊の十一面観世音菩薩には、災難消除、病気治癒、財福授与などのご利益があるとされています。本堂の床下を巡る「戒壇めぐり」も人気で、真っ暗闘の中を手探りで進み、ご本尊の真下にある錠前に触れると願いが叶うとされています。

郡上八幡の神社|観光と合わせて楽しむ

郡上八幡には、室町時代から江戸時代にかけて歴代城主の祈願所として崇敬を受けた由緒ある神社があります。元旦祭では神楽や太鼓の奉納が行われ、伝統的な雰囲気の中で初詣を楽しめます。参拝後には、周囲に点在する名水スポットを巡ったり、古い町並みを散策したりと、観光も兼ねた初詣が可能です。

恵那神社|安産・子授けのパワースポット

中津川市にある恵那神社は、恵那山を御神体とする古社で、安産・子授けのご利益で知られています。境内には樹齢1000年と推定される夫婦杉があり、触れて祈願すると良縁結び、子宝、安産にご利益があるとされています。また、本殿奥にある磐座(巨石群)は、心身の浄化や運気上昇のパワースポットとして参拝者に人気があります。

白山中居神社|郡上随一のパワースポット

郡上市にある白山中居神社は、白山信仰の聖地として知られ、郡上随一のパワースポットとされています。境内には150本以上もの杉の巨木が林立し、参道を歩くだけで心身が浄化されると評判です。開運招福、家内安全、縁結び、厄除けなど多岐にわたるご利益があり、自然の中で静かに新年の祈願をしたい方におすすめの場所です。

初詣の参拝マナーと作法

初詣では、正しい参拝マナーを守ることで、より心のこもった祈願ができるとされています。ここでは、神社とお寺それぞれの参拝作法や、知っておきたいマナーについて解説します。

神社での参拝手順

神社での参拝は、以下の手順で行います。まず、鳥居の前で一礼してからくぐります。参道は中央を避けて左右いずれかの端を歩きましょう。中央は「正中」と呼ばれ、神様の通り道とされています。次に手水舎で手と口を清め、拝殿に進みます。お賽銭を納め、鈴があれば鳴らし、「二礼二拍手一礼」の作法で参拝します。深く二度お辞儀をし、胸の前で手を合わせて二度拍手し、お祈りをしてから、最後にもう一度深くお辞儀をします。

お寺での参拝作法

お寺での参拝では、神社との違いに注意が必要です。最大の違いは、お祈りの際に手を叩かないことです。お寺では、静かに合掌して祈りを捧げます。本堂に進んだら、一礼をしてお賽銭を入れ、鈴や鰐口があれば鳴らします。その後、胸の前で静かに両手を合わせて合掌し、心を込めてお祈りをします。祈り終わったら、手を合わせたまま深くお辞儀をして参拝を終えます。

手水(てみず)の作法

手水舎での清めは、以下の手順で行います。まず、右手でひしゃくを持って水を汲み、左手に水をかけて清めます。次にひしゃくを左手に持ち替え、右手に水をかけます。再び右手でひしゃくを持ち、左手のひらに少し水を受けて口に含み、静かに口をすすいで出します(ひしゃくに直接口をつけてはいけません)。最後に左手に少し水をかけ、ひしゃくを立てて残った水で柄を流してから、元の場所に置きます。

お賽銭の金額と意味

お賽銭の金額に決まりはなく、金額が多いほどご利益があるというわけではないとされています。大切なのは、神様への感謝の気持ちを込めて丁寧に納めることです。語呂合わせで縁起が良いとされる金額もあり、5円は「ご縁がありますように」、15円は「十分ご縁がありますように」、25円は「二重にご縁がありますように」などの意味があるとされています。なお、10円は「遠縁」になるからと避ける考えもあるようです。

豆知識:願い事の仕方

初詣で願い事をする際は、まず自分の名前と住所を心の中で述べてから、前年の感謝を伝えるのが良いとされています。「昨年はありがとうございました」「無事に新年を迎えられました」と感謝を捧げてから、願い事をお伝えしましょう。また、願い事は一つに絞るのが基本とされています。

おみくじの引き方と考え方

おみくじは、神様からのお言葉として受け取るものです。引く前には手水舎で身を清め、参拝をして心を正してから行いましょう。願い事や叶えたい目標を頭に思い浮かべながら引くのがポイントです。引いたおみくじは、自分への戒めとして持ち帰る人もいれば、良くない結果ならその場で結んで帰るという人もいます。どちらが正解というわけではなく、自分の気持ちに合った方法を選んで問題ないとされています。

古いお守りの返納について

お守りやお札は、毎年新しいものをお受けになり、古いものはお受けになった神社やお寺にお返しするのが一般的です。初詣の際に、前年のお守りを持参して「古札納め所」などと書かれた場所に納めましょう。お返しされたお守りは、神職による祝詞奏上の後にお焚き上げされます。もし、お受けになった神社やお寺に行けない場合は、お近くの神社やお寺にお返しすることも可能です。

初詣を快適に楽しむためのポイント

初詣を快適に楽しむためには、事前の準備と心構えが大切です。混雑を避けるコツから、服装や持ち物のアドバイスまで、役立つ情報をまとめました。

混雑を避けるベストなタイミング

岐阜県内の主要な初詣スポットは、大晦日の深夜から元旦未明、そして三が日の日中が最も混雑します。以下の表を参考に、混雑を避けた参拝を計画しましょう。

タイミング 混雑度 おすすめ度
元旦〜三が日 午前中 非常に混雑 時間に余裕がある方向け
三が日 午後〜夕方 やや混雑 比較的落ち着いて参拝可能
1月4日以降 比較的空いている ゆっくり参拝したい方におすすめ
1月中旬以降 空いている 混雑が苦手な方に最適

服装と防寒対策

初詣の服装に厳格な決まりはありませんが、神聖な場所への参拝にふさわしい服装を心がけましょう。過度に露出の多い服装やダメージ加工の激しいデニム、サンダルなどは避けるのが無難です。また、冬の岐阜は冷え込むため、防寒対策は必須です。美濃地方でも「伊吹おろし」の影響で体感温度が下がりやすく、飛騨地方は豪雪地帯のため、暖かいコートやマフラー、手袋、使い捨てカイロなどを用意しておきましょう。

持ち物チェックリスト

初詣に出かける前に、以下の持ち物を確認しておくと安心です。お賽銭用の小銭、前年のお守りやお札(返納する場合)、御朱印帳(御朱印をいただく場合)、防寒具(カイロ、手袋、マフラーなど)、マスク、除菌グッズなどを準備しておきましょう。また、混雑する場所では貴重品の管理にも気をつけてください。

公共交通機関の活用

岐阜市内の主要神社(伊奈波神社・金神社など)は、三が日は専用駐車場が閉鎖され、周辺道路も交通規制が敷かれます。周辺のコインパーキングも満車になりやすいため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。JR岐阜駅や名鉄岐阜駅からはバスが運行しており、主要な神社へのアクセスが可能です。

豆知識:岐阜三社参りのルート

岐阜三社参り(伊奈波神社・金神社・橿森神社)を徒歩で巡る場合、全行程約2.5kmで所要時間は約1時間30分〜2時間程度が目安です。伊奈波神社から金神社へは徒歩約15分、金神社から橿森神社へは徒歩約10分で移動できます。新年の運動を兼ねて、ゆっくりと巡拝してみてはいかがでしょうか。

岐阜県の主要初詣スポット一覧

神社・寺院名 所在地 主なご利益
伊奈波神社 岐阜市 厄除け・縁結び・商売繁盛
千代保稲荷神社 海津市 商売繁盛・家内安全
金神社 岐阜市 金運・財運・商売繁盛
南宮大社 垂井町 金運・必勝・縁結び
飛騨一宮水無神社 高山市 延命長寿・五穀豊穣
飛騨山王宮日枝神社 高山市 家内安全・厄除け
谷汲山華厳寺 揖斐川町 災難消除・病気治癒
手力雄神社 各務原市 勝運・開運
橿森神社 岐阜市 家庭円満・学業成就・安産

御朱印集めのすすめ

近年、初詣と合わせて御朱印を集める方が増えています。岐阜県内の神社仏閣では、それぞれ個性的な御朱印を授与しており、参拝の記念として人気を集めています。岐阜三社参りでは、三社すべての御朱印をいただくこともでき、巡拝の達成感を味わえます。御朱印は「参拝した証」として神様・仏様との縁を結ぶものですので、必ず参拝を済ませてからいただくようにしましょう。

初詣は、新年の始まりを神聖な気持ちで迎える日本の伝統行事です。岐阜県には、歴史ある神社仏閣が数多く点在し、それぞれに個性的なご利益や見どころがあります。今回ご紹介したスポットを参考に、あなたにぴったりの初詣先を見つけて、素敵な一年のスタートを切ってください。参拝マナーを守り、感謝の気持ちを込めてお参りすることで、きっと良い一年になることでしょう。

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この記事を書いた人

岐阜ナビ編集部は、岐阜の地名・言葉・文化・観光地に関する「なぜ?」を、調べ物ベースでわかりやすくまとめる情報サイトです。体験談や感想ではなく、意味や背景を丁寧に解説することを大切にしています。岐阜について知りたい方の疑問を、1ページで解決することを目指しています。

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