黒野駅レールパーク

岐阜お出かけ情報

こんにちは。踊るトラ子です!
猛暑の中、大野町の「黒野駅レールパーク」に行ってまいりました。

黒野駅レールパークは、かつて名鉄黒野駅があった場所に作られた記念公園です。
電車にちなんだ遊具や乗り物があったり、Nゲージを運転できたりなど、電車好きなら小躍りして喜んじゃうのではないでしょうか♪

うちの子は「電車は嫌いじゃないけど、そこまで好きじゃない」という中途半端なかんじです。
が、結果、めちゃくちゃ楽しんでました!
親としても「無料でここまで遊べるなんて、めちゃくちゃいいやん!絶対また連れてこよう!!」と思ったくらい大満足!

今回は、親子ともども魅了された「黒野駅レールパーク」をご紹介いたします♪

ここがステキ!キレイな園内

2015年に駅舎と廃線跡を利用してつくられたこちら。

かつての黒野駅のホームに、レトロなたたずまいの丸窓電車がちょこんと鎮座しています。

細長い園内なので、小さなお子さまは歩き疲れてしまうかもしれませんが、赤白電車をモチーフにした手押し車を利用するといいでしょう♪
手押し車の足元には「プッ!プッ!」と警笛チックな音を鳴らす仕掛けがついていて、運転手さんになりきって乗ることができます。

また、ホームのまわりにはミストシャワーが備え付けられており、つかの間の涼をとることができます♪

踏切モチーフのコンビネーション遊具にブランコ、動物遊具があります。
小学校中学年以上ともなれば物足りないかもしれませんが、小さなお子さまなら十分に楽しめます。

遊具の隣にはパラソルつきの休憩スペース。

手入れの行き届いたキレイなトイレ。
トイレ脇の花壇のお花も、よく手入れされているなぁというかんじで、心を和ませてくれます。

公園中央あたりに、芝生の広場もあります。
気候の良い時期には、敷物を持ってきてピクニックなんていいかも。

公園入口から反対側に向かってどんどん進んでいくと、踏切があります。
どうやら今歩いている歩道は線路だったところのようです。

子供は踏切を通過する運転手さんになりきってうれしそうです。

さらに奥に進んでいくと藤棚が3つ続きます。日影が心地よい。。。(*´Д`)
藤棚のむこうに見えるのが公園の終点のようです。
公園の柵の向こう側にある青緑色が気になって行ってみたところ…

小さな鉄橋跡です。
使い古された線路が草に埋もれて残っており、なんだかノスタルジックな気分になります。

ここがステキ!駅舎跡

現在の駅舎は黒野駅ミュージアムとなっており、1階がカフェスペース、2階が特大Nゲージの走る展示室となっています。
改札口や時刻表などがそのまま残されていて、とてもレトロな雰囲気です。

「レールパーク カフェ くろの」では1日中モーニングが評判のようで、いらしていたお客さんはみなさん注文していました。
価格も430円とリーズナブル。これならお弁当も持たず、エアコンのきいたカフェでモーニング(という名のランチ)ができますね。
ドリンクのみの注文もALL300円と、こちらも良心的です♪

種類豊富な手作りパン(130円~)や、手作りクッキー(100円~)も販売されており、どれもおいしそう♪
大野ワッフルアイスといったご当地アイスなど、ひんやりスイーツも充実しているので、手ぶらで来ても困らないですね☆

カフェ奥の階段から2階の展示スペースに上がります。
階段手前に、ボタンで開閉する踏切がありました。

「カンカンカンカン!」と踏切音が鳴り響きます。
子供たちも大喜びで、何度もボタンを押そうとします(^^;)

展示スペース入室前、用紙に代表者の名前・連絡先・参加人数を記入し、手指消毒をしたら(マスク必須です)、いよいよNゲージのお目見えです。

本来はNゲージの運転ができるところ、コロナのため、今回は残念ながらできません。
しかし特大ジオラマのなかを走る電車。それだけでも一見の価値があります。
緻密に造られた風景と、行きかう電車、空を飛ぶヘリコプター。まるで生きている本物の町のようです。
ジオラマの町を見るための双眼鏡が備え付けてあるので、細部までじっくり観察することもできます♪

また、駅員さんのジャケットと帽子を着て、お写真を撮ることもできますよ♪

見たことのある建物が…。「千と千尋の神隠し」の湯ばあばのお屋敷でした。こちらは一般の方が展示用につくられたものだそうです。

ここがステキ!おみせやさんごっこ

コロナ渦でなければ、駅舎内にて赤白ストライダーやボールなどの貸し出しができたり、プラレールコーナーも遊び放題ですが、今は休止中のようです。
しかし気になったのは、園内を歩いていて見つけたピンクのキッチンカー。
以前来たときはなかったぞと思いながら中を覗きます。

なんと!キッチンカーでおみせやさんごっこができるようになっています!!

エプロンと帽子を着けて、ままごと大好きな次男が乗り込みます。

本物さながらのワッフルとクレープの食品サンプルを使って、おみせやさんごっこができます。
これなら女の子だって存分に楽しめますね♪

アクセス

自家用車でお越しの際は、東海環状自動車道大野神戸IC下車。
下車後、すぐに右折し、県道92号線を北上。
大野交番東交差点を右折し、国道303号線東へ。
「黒野駅レールパーク」の看板が見えたら右折します。

公共交通機関でお越しの際は、JR岐阜駅前より岐阜バス「大野バスセンター行き」に乗車。
黒野八幡町バス停にて下車。
黒野八幡町交差点から南へ徒歩約200メートル。

入園料金・駐車場代金

入園料金、駐車場代金ともに無料。
黒野レールパーク隣接の駐車場は約25台。

営業日・営業時間

定休日は毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、12月29日から1月3日。
営業時間は午前9時から午後5時。

昆虫好きにもオススメ!

黒野駅レールパークのお隣は、木々が生い茂る八幡神社。

涼しげな木陰に引き寄せられるように入っていったら、こちらはセミや蝶、トンボがこれでもかというほど生息する昆虫天国でした。
昆虫大好きな長男は、ついでに虫取りまで楽しんで帰ってきました☆


今回こちらの黒野駅レールパークを訪れたのは3度目ですが、毎度、子供心をくすぐるおもしろい企画が用意されてるなぁと感動してしまいます。
しかも駅舎2階の展示室はじめそのほかの体験遊具などが、すべてにおいて無料なんて
どんだけ親心をくすぐるのー!?\(^o^)/

スタッフの方々もご年配の方が多く、とにかく心配りがきいていて親切です。
もう、それだけでもここのファンになっちゃうこと間違いなしですよ☆