南宮大社(岐阜)の魅力を徹底解説|美濃国一宮のご利益・見どころ・アクセス

南宮大社(岐阜)
目次

南宮大社とは?美濃国一宮の歴史と格式

南宮大社(岐阜)

岐阜県不破郡垂井町に鎮座する南宮大社(なんぐうたいしゃ)は、美濃国一宮として古くから崇敬を集めてきた由緒ある神社です。地元では「なんぐうさん」の愛称で親しまれ、鮮やかな朱塗りの社殿が特徴的な美しい神社です。鉱山・金属業の総本宮として全国から信仰を集め、金運アップや勝負運のご利益を求めて年間を通じて多くの参拝者が訪れます。関ケ原の戦いの舞台となった南宮山の麓に位置し、歴史ファンにとっても見逃せないスポットとなっています。

⛩️ 南宮大社の基本情報

所在地:岐阜県不破郡垂井町宮代1734-1
主祭神:金山彦大神(かなやまひこのおおかみ)
社格:式内社(名神大社)、美濃国一宮、旧国幣大社
創建:崇神天皇の御代(紀元前)
別称:なんぐうさん

南宮大社の歴史

南宮大社の歴史は非常に古く、第十代崇神天皇の御代に現在の地に鎮座されたと伝えられています。紀元前の創建とされており、2000年以上の歴史を持つ由緒正しい神社です。平安時代中期に編纂された『延喜式神名帳』には「美濃国不破郡 仲山金山彦神社」として記載され、名神大社に列せられました。名神大社とは、特に霊験あらたかな神社として朝廷から崇敬された神社のことで、当時から格式の高い神社として認められていました。以来、美濃国一宮として、地域の信仰の中心的な存在として崇敬されてきました。

しかし、南宮大社は二度の大火に見舞われています。1501年に火災ですべての社殿を焼失し、1511年に美濃国守護・土岐政房により再建されました。しかし、1600年の関ケ原の戦いで再び焼失してしまいます。現在の社殿は、1642年(寛永19年)に春日局の願いを受けて三代将軍徳川家光によって再建されたものです。春日局は徳川家光の乳母として知られ、大奥で絶大な権力を持った女性でした。彼女の強い願いにより、徳川幕府の威信をかけた社殿の再建が行われました。

主祭神・金山彦大神とは

南宮大社の主祭神である金山彦大神(かなやまひこのおおかみ)は、鉱山・金属を司る神様です。日本神話において、伊弉冉命(いざなみのみこと)が火の神・迦具土神(かぐつちのかみ)を産んだ際に、苦しみのあまり吐き出した嘔吐物から生まれた神とされています。金属は火を使って加工することから、火の神の誕生と密接に関連づけられました。

金山彦大神は、初代神武天皇の東征の際に八咫烏を助けて大いに力を発揮したとされ、その功績から不破郡府中の地に祀られることになりました。伊勢神宮の天照大神の兄神にあたるとも伝えられており、非常に格式の高い神様です。また、金山姫命という妃神がおり、夫婦で鉱業・金属業を守護しているとされています。古代から鉄や銅などの金属は国の発展に欠かせないものであり、金山彦大神への信仰は国家的にも重要視されてきました。

南宮大社のご利益|金運・勝負運のパワースポット

南宮大社は、金属を司る金山彦大神を祀っていることから、様々なご利益があるとされています。特に金運や勝負運に関するご利益が有名で、全国から多くの参拝者がパワーを授かりに訪れます。

ご利益 詳細
金運上昇 金属の神様を祀ることから金運アップに効果的
勝負運 徳川家康が関ケ原で勝利したことにちなむ
必勝祈願 受験、スポーツ、ビジネスなどの成功を願う
安産祈願 古くから安産の神様としても信仰される
鉱業・金属業の守護 全国の鉱山・金属業者の総本宮

勝負運のパワースポットとして

南宮大社が勝負運のパワースポットとして知られるようになった背景には、関ケ原の戦いとの関係があります。南宮大社が鎮座する南宮山は、関ケ原の戦いで西軍の毛利秀元が陣を敷いた場所として知られています。しかし、毛利軍は山を下りることなく傍観し、結果として徳川家康の勝利に貢献することになりました。

南宮山から流れる龍脈が、徳川家康に勝利をもたらしたという言い伝えがあり、このことから南宮大社は勝負運のパワースポットとして知られるようになりました。入試や就職活動、スポーツの試合など、人生の勝負どころで訪れる人が多いのもうなずけます。近年では、ビジネスの商談前や起業前に参拝する人も増えています。「勝つ」という願いを込めた絵馬も多く奉納されており、参拝者の熱意を感じることができます。

金運アップのご利益

金山彦大神が金属を司る神様であることから、南宮大社は金運アップのパワースポットとしても知られています。「金」という字が神様の名前に入っていることから、金運上昇を願う参拝者が全国から訪れます。宝くじの当選祈願や、投資の成功を願う人、財運向上を祈願するビジネスマンなど、様々な金運を願う人々が参拝しています。社務所では金運お守りも授与されており、財布に入れて持ち歩く人も多いです。

金属業者の信仰

金山彦大神は金属を司る神様であることから、全国の鉱山・金属業者から厚い信仰を集めています。鋳物師、刀鍛冶、金細工師など、金属を扱う職人たちが技術の向上と商売繁盛を祈願して参拝してきました。境内には全国の金属業者から奉納された玉垣や灯籠が立ち並び、業界からの厚い信仰を物語っています。

現代でも、自動車産業や製造業、機械工業など、金属に関わる企業の参拝が絶えません。特に東海地方は自動車産業が盛んな地域であり、関連企業の安全祈願や商売繁盛の参拝が多く見られます。また、IT機器も金属部品を使用することから、近年ではIT企業の参拝も増えています。

南宮大社の見どころ|朱塗りの美しい社殿

南宮大社(岐阜)

南宮大社を訪れて最初に目を引くのが、鮮やかな朱塗りの社殿群です。「南宮造」と呼ばれる独特の建築様式で建てられた社殿は、その美しさから「美濃の日光」とも称されることがあります。緑の木々と朱色のコントラストは息を呑む美しさです。

国の重要文化財・18棟の建造物

南宮大社には、1642年に徳川家光によって再建された建造物が18棟残されており、すべてが国の重要文化財に指定されています。これほど多くの建造物が一度に重要文化財に指定されている神社は全国的にも珍しく、その歴史的・文化的価値の高さがうかがえます。これらの建造物は、江戸時代初期の建築様式を今に伝える貴重な文化遺産です。徳川幕府の庇護のもと、最高の技術を持つ職人たちによって建てられた社殿群は、当時の建築技術の粋を集めたものとなっています。

🏛️ 国重要文化財に指定されている建造物

本殿・幣殿・拝殿・回廊(2棟)・勅使殿・高舞殿・楼門・神輿舎・神官廊・樹下神社本殿・高山神社本殿・隼人神社本殿・南大神神社本殿・七王子神社本殿・輪橋・下向橋・石鳥居の18棟

楼門の魅力

南宮大社の楼門は、朱塗りの堂々たる姿が印象的です。高さ約12メートルの二層構造で、江戸時代初期の建築様式を今に伝えています。楼門の表側には左大臣・右大臣が、裏側には狛犬がそれぞれ門番として参拝者を見守っています。境内を上から眺めると、楼門から本殿までが一直線に並ぶ配置となっており、神社建築の美しさを感じることができます。

また、楼門から見る日の出は格別の美しさで知られています。特に初詣の時期には、楼門から差し込む朝日を拝もうと多くの参拝者が訪れます。朱色の楼門と黄金色の朝日のコントラストは、新年にふさわしい神々しい光景です。

高舞殿と十二支の彫刻

境内にある高舞殿は、神楽や舞楽を奉納するための舞台です。この高舞殿の軒回りには「刳抜蟇股(くりぬきかえるまた)」という装飾が施されており、十二支が彫り込まれています。自分の干支を探してみるのも参拝の楽しみの一つです。細部まで凝った装飾は、当時の職人の技術の高さを物語っています。彫刻の細やかさは間近で見ると圧巻で、江戸時代の匠の技に感嘆せざるを得ません。

回廊と南宮造

本殿を取り囲む回廊は、朱塗りの柱と白壁のコントラストが美しく、写真撮影スポットとしても人気があります。「南宮造」と呼ばれる建築様式は、和様と唐様を折衷した独特のもので、他の神社では見られない南宮大社ならではの特徴です。回廊の長さは約100メートルにも及び、壮大なスケールを感じることができます。回廊内部から見る本殿の姿も美しく、様々な角度から写真撮影を楽しめます。

輪橋(太鼓橋)

境内の参道には、朱塗りの輪橋(わばし)がかかっています。太鼓橋とも呼ばれるこの橋は、緩やかなアーチ状の形が特徴的で、国の重要文化財に指定されています。橋を渡ることで俗世と神域を分ける意味があり、心を清めて参拝に臨むための大切な場所です。春には周囲の桜と相まって、美しい景観を作り出します。

南宮大社の宝物|名刀・三条宗近

金物の神様を祀る南宮大社には、古くから多くの刀剣が奉納されてきました。その中でも特に有名なのが、岐阜県内随一の名刀と言われる「三条宗近」です。

三条宗近とは

三条宗近は、平安時代の名工・三条宗近(さんじょうむねちか)が鍛えた太刀で、国の重要文化財に指定されています。三条宗近は「天下五剣」のひとつである「三日月宗近」を鍛えたことでも知られる、日本刀の歴史に名を残す刀工です。京都三条に住んでいたことから「三条」の名で呼ばれ、その作品は優美な姿と細やかな刃文が特徴です。南宮大社に奉納された太刀は、刀身の美しさはもちろん、平安時代の刀剣の特徴をよく残しており、学術的にも非常に価値が高いものとされています。

年に一度の一般公開

この三条宗近は、毎年11月3日の文化の日に一般公開されます。普段は宝物庫に厳重に保管されており、この日だけ特別に見ることができます。普段は見ることのできない貴重な名刀を間近で見られる機会として、刀剣ファンや歴史愛好家が全国から訪れます。近年は刀剣ブームもあり、女性の参拝者も増えています。公開日に合わせて参拝を計画するのもおすすめです。

項目 内容
名称 太刀 銘 三条(三条宗近)
時代 平安時代
指定 国重要文化財
公開日 毎年11月3日(文化の日)

南宮大社と関ケ原の戦い

南宮大社(岐阜)

南宮大社が鎮座する南宮山は、1600年の関ケ原の戦いにおいて重要な役割を果たした場所です。歴史的な背景を知ることで、参拝がより一層意義深いものになります。

西軍・毛利秀元の陣地

関ケ原の戦いにおいて、南宮山には西軍の毛利秀元が約15,000の兵を率いて陣を敷きました。南宮山は関ケ原を見下ろす要衝であり、標高約400メートルの山頂からは戦場全体を一望できる絶好の位置でした。ここから攻め下れば東軍に大打撃を与えることができる位置にありました。

動かなかった毛利軍

しかし、毛利秀元は吉川広家の進言により、結局山を下りることなく戦いを傍観しました。これは吉川広家が徳川家康と密約を結んでいたためとされています。吉川広家は毛利家の存続を第一に考え、西軍の敗北を見越して徳川側に内通していたのです。もし毛利軍が山を下りて参戦していれば、関ケ原の戦いの結果は大きく変わっていたかもしれません。歴史に「もし」はありませんが、南宮山に立つと当時の緊張感が伝わってきます。

社殿の焼失と再建

関ケ原の戦いの兵火により、南宮大社の社殿は焼失してしまいました。戦国時代の戦乱は、多くの神社仏閣に被害をもたらしましたが、南宮大社もその例外ではありませんでした。その後、42年を経て1642年に徳川家光によって再建されたのが、現在私たちが目にする社殿です。春日局の願いを受けて再建されたこの社殿群は、徳川幕府の権威と信仰の深さを示すものとなっています。再建には多大な費用と労力がかけられ、当時の最高の技術を持つ職人たちが集められました。その結果、「美濃の日光」と称されるほどの美しい社殿群が完成しました。

南宮大社の年間行事と参拝のおすすめ時期

南宮大社では年間を通じて様々な行事が執り行われています。行事に合わせて参拝することで、より深く南宮大社の魅力を体験することができます。

初詣

新年の初詣は、南宮大社が最も賑わう時期です。金運や勝負運のご利益を求めて、三が日には約15万人もの参拝者が訪れます。楼門から差し込む初日の出を拝むこともでき、新年にふさわしい清々しい参拝ができます。元旦は0時から歳旦祭が執り行われ、新年最初の参拝を目指す人々で深夜から賑わいます。露店も多く出店し、お正月らしい華やかな雰囲気を楽しめます。

花手水(はなちょうず)

近年、南宮大社の花手水が話題を呼んでいます。手水舎に色とりどりの花を浮かべた「花手水」は、SNS映えするスポットとして人気があり、特に春や秋の花の美しい季節には多くの参拝者が写真撮影に訪れます。季節によって使われる花が変わり、春は桜やチューリップ、夏は紫陽花やひまわり、秋はダリアやコスモスなど、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。

文化の日・三条宗近公開

毎年11月3日の文化の日には、国重要文化財の名刀「三条宗近」が一般公開されます。普段は見ることのできない貴重な刀剣を間近で見られる機会として、刀剣ファンや歴史愛好家には見逃せない行事です。公開は10時から15時頃までで、無料で見学できます。平安時代の名工が鍛えた刀剣の美しさに、多くの人が魅了されています。

例大祭(5月5日)

毎年5月5日には例大祭が執り行われます。南宮大社で最も重要な祭典で、神輿渡御や稚児行列など、華やかな神事が行われます。地元の人々だけでなく、遠方からも多くの参拝者が訪れ、賑わいを見せます。

秋季大祭(11月8日)

11月8日には秋季大祭が行われます。五穀豊穣に感謝する祭りで、収穫の秋にふさわしい厳かな雰囲気の中で神事が執り行われます。境内の木々が色づく時期と重なり、紅葉と朱塗りの社殿のコントラストも美しい季節です。

📅 おすすめの参拝時期

  • 1月1日〜3日:初詣、楼門からの初日の出
  • 春(3月〜5月):花手水が美しい季節
  • 11月3日:文化の日、三条宗近の一般公開
  • 秋(10月〜11月):紅葉と朱塗りの社殿のコントラスト

南宮大社へのアクセス方法

南宮大社は岐阜県不破郡垂井町に位置しています。電車、バス、車のいずれでもアクセス可能です。

電車でのアクセス

JR東海道本線「垂井駅」が最寄り駅です。名古屋駅から垂井駅までは快速で約35分、大垣駅からは約5分です。垂井駅から南宮大社までは徒歩約20分です。駅から神社までは一本道で、道に迷う心配はありません。参道には鳥居が立ち並び、歩きながらゆっくりと神社の雰囲気を味わうことができます。途中には垂井の町並みも楽しめ、歴史を感じる散策コースとなっています。

バスでのアクセス

垂井駅北口から垂井町巡回バス「さわやか号」を利用することができます。ただし、運行は平日のみで、9:00〜16:00の間、毎時1本の運行です。運賃は1乗車100円とリーズナブルです。バス停「南宮大社」で下車すれば、神社まで徒歩すぐです。

また、正月三が日に限り、大垣駅前から名阪近鉄バス「大垣宮代線」が運行されます。「南宮大社前」バス停で下車すれば、神社までは徒歩すぐです。初詣の時期は臨時便も増発されるため、公共交通機関でのアクセスが便利になります。

交通手段 アクセス方法 所要時間
電車 JR垂井駅から徒歩 約20分
バス 垂井駅から巡回バス 約5分
関ケ原ICから 約15分
養老SAスマートICから 約10分

車でのアクセス

車でお越しの場合、名神高速道路の関ケ原ICから約15分です。関ケ原ICからは国道21号線を経由してアクセスできます。また、養老SA(スマートIC)を利用すれば、約10分でアクセスできます。ETC搭載車であれば、養老SAスマートICの利用が便利です。ナビでは「南宮大社」と入力すれば迷わず到着できます。

駐車場情報

南宮大社には無料の参拝者用駐車場が完備されています。楼門の北側に広い駐車場があり、約50台の普通車が駐車可能です。大型バスも駐車できるスペースがあるため、団体参拝にも対応しています。駐車場付近には新しく整備された公衆トイレもあり、車椅子の方も利用しやすいバリアフリー設備となっています。

🅿️ 駐車場情報

場所:楼門の北側
料金:無料
収容台数:数十台
設備:公衆トイレ完備(バリアフリー対応)

南宮大社のよくある質問(FAQ)

南宮大社を訪れる前に知っておきたい、よくある質問をまとめました。

Q. 南宮大社の読み方は?

A.「なんぐうたいしゃ」と読みます。地元では「なんぐうさん」の愛称で親しまれています。「南宮」は南方に位置する神殿を意味し、古くからこの名前で呼ばれてきました。

Q. 参拝時間は何時から何時までですか?

A. 境内への参拝は24時間可能です。ただし、社務所(お守り・御朱印の授与)は9:00〜17:00となっています。夜間は照明が少ないため、明るい時間帯の参拝をおすすめします。

Q. 御朱印はいただけますか?

A. はい、社務所で御朱印をいただけます。南宮大社オリジナルの御朱印帳も販売されており、朱塗りの社殿をモチーフにしたデザインが人気です。初穂料は御朱印300円〜、御朱印帳は1,500円〜です。

Q. 車椅子でも参拝できますか?

A. 境内は比較的平坦で、舗装された参道を通れば車椅子でも参拝可能です。駐車場にはバリアフリー対応のトイレもあります。ただし、一部砂利道や段差がある場所もありますので、介助者同伴での参拝をおすすめします。

Q. 初詣の混雑状況は?

A. 正月三が日は非常に混雑します。特に元日は参拝待ちの行列ができることもあります。混雑を避けたい場合は、1月4日以降や早朝・夕方の参拝がおすすめです。駐車場も混雑するため、公共交通機関の利用も検討してください。

Q. ペットを連れて参拝できますか?

A. ペット連れでの参拝は、抱っこまたはキャリーバッグに入れていれば可能です。ただし、他の参拝者の迷惑にならないよう配慮をお願いします。社殿内へのペットの立ち入りはご遠慮ください。

南宮大社の参拝の作法

南宮大社(岐阜)

南宮大社での正しい参拝の作法をご紹介します。より良い参拝のためにぜひ覚えておきましょう。

鳥居のくぐり方

鳥居をくぐる際は、中央を避けて端を通ります。中央は神様の通り道とされているためです。鳥居の前で一礼してから境内に入り、参道も端を歩くようにしましょう。南宮大社には石鳥居があり、これも国の重要文化財に指定されています。

手水の作法

参道を進むと手水舎があります。ここで心身を清めてから参拝します。手水の作法は、まず右手で柄杓を持ち左手を清め、次に左手に持ち替えて右手を清めます。再び右手に持ち替え、左手に水を受けて口をすすぎ、最後に柄杓を立てて柄を清めます。南宮大社の花手水は特に美しく、参拝前の心の準備にふさわしい空間です。

二拝二拍手一拝

拝殿前に着いたら、まず賽銭を入れ、鈴があれば鳴らします。その後、「二拝二拍手一拝」の作法で参拝します。深く二度お辞儀をし、胸の前で二度手を打ち、最後にもう一度深くお辞儀をします。心を込めて祈願しましょう。

南宮大社の摂社・末社

南宮大社の境内には、本殿以外にも多くの摂社・末社が祀られています。それぞれ異なるご利益があるため、時間があれば合わせて参拝することをおすすめします。

高山神社

境内の西側に鎮座する高山神社は、金山彦大神の妃神である金山姫命を祀っています。夫婦の神様を合わせて参拝することで、縁結びや夫婦円満のご利益があるとされています。本殿と同じく朱塗りの美しい社殿で、国の重要文化財に指定されています。

樹下神社

樹下神社は、鍛冶の神様として知られる天目一箇命を祀っています。金属加工や技術の向上を願う職人たちが参拝してきた神社です。現代でも、製造業やものづくりに携わる方々の信仰を集めています。

隼人神社

隼人神社は、火難除けのご利益があるとされる神社です。南宮大社が関ケ原の戦いの兵火で焼失した歴史を持つことから、火災からの守護を祈願する参拝者も多くいます。

七王子神社

七王子神社は、子宝・子育てのご利益があるとされています。安産祈願や子供の健康を願う参拝者が訪れます。南宮大社の摂社の中でも、特に女性参拝者に人気のある神社です。

南宮大社の口コミ・訪問者の声

実際に南宮大社を訪れた方々からは、様々な感想が寄せられています。

歴史ファンからの声

「関ケ原の戦いの史跡巡りの一環で訪れました。南宮山が毛利秀元の陣地だったと知り、歴史のロマンを感じました。朱塗りの社殿も美しく、徳川家光の時代から残る建物に感動しました」(50代男性)

「刀剣ファンです。11月3日の三条宗近公開に合わせて訪れました。平安時代の名刀を間近で見られて感激しました。刀剣に興味がある方には絶対おすすめです」(30代女性)

パワースポット好きからの声

「金運アップを願って参拝しました。境内全体が清々しい雰囲気で、パワーをいただいた気がします。参拝後に良いことがあったので、お礼参りにも行きたいです」(40代女性)

「勝負運のご利益を求めて、資格試験の前に参拝しました。結果は見事合格!南宮大社のおかげだと思っています。朱色の美しい社殿も印象的でした」(20代男性)

地元の方からの声

「子供の頃から初詣は南宮大社と決めています。地元の人に愛されている神社で、お正月以外でも季節ごとに訪れています。最近は花手水が話題になって、若い人も増えましたね」(60代女性)

南宮大社周辺の観光スポット

南宮大社を訪れた際には、周辺の観光スポットも合わせて巡ると、より充実した旅になります。

関ケ原古戦場

南宮大社から車で約15分の場所に、関ケ原の戦いの古戦場があります。決戦地や各武将の陣跡が点在しており、歴史散策を楽しむことができます。2020年にオープンした関ケ原古戦場記念館では、合戦の様子をVRや床面スクリーンなどの最新技術で体験できます。展望室からは古戦場全体を見渡せ、当時の布陣を実感できます。

朝倉山真禅院

かつて南宮大社の神宮寺であった朝倉山真禅院は、1868年の神仏分離により分離移転した寺院です。本尊の千手観音像や三重塔など、見どころが多くあります。南宮大社と関係の深い寺院であり、合わせて参拝することで歴史への理解が深まります。徒歩で約10分の距離にあり、気軽に立ち寄れます。

垂井の泉

垂井駅近くにある「垂井の泉」は、環境庁選定の「岐阜県の名水50選」にも選ばれた清らかな湧水です。古くから旅人の喉を潤してきた歴史ある泉で、現在も水が湧き出ています。南宮大社参拝の帰りに立ち寄って、涼を感じるのもおすすめです。

養老の滝

南宮大社から車で約30分の養老の滝は、日本の滝百選にも選ばれた名瀑です。親孝行の伝説で知られ、周辺は養老公園として整備されています。滝までの遊歩道は緑に囲まれ、マイナスイオンを浴びながらハイキングを楽しめます。

🗺️ 周辺観光モデルコース

午前:南宮大社参拝(約1時間)→ 朝倉山真禅院(約30分)
昼食:垂井町内のレストランで食事
午後:関ケ原古戦場・記念館(約2時間)
夕方:養老の滝(約1時間)または垂井の泉散策

まとめ|美濃国一宮・南宮大社の魅力

南宮大社は、美濃国一宮として千年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。鉱山・金属業の総本宮として金山彦大神を祀り、金運上昇や勝負運のパワースポットとして数多くの参拝者を集めています。徳川家光によって再建された朱塗りの社殿群は国の重要文化財に指定されており、その美しさは「美濃の日光」とも称されています。18棟もの建造物が一度に重要文化財に指定されていることは、全国的にも非常に珍しく、その文化的価値の高さを示しています。

関ケ原の戦いの舞台となった南宮山の麓に位置し、戦国時代の歴史ファンにとっても見逃せないスポットです。毎年11月3日には名刀・三条宗近の一般公開もあり、刀剣ファンにも人気があります。また、近年話題の花手水も美しく、SNS映えするスポットとして若い世代にも注目されています。

岐阜県を訪れた際には、ぜひ南宮大社に足を運んでみてはいかがでしょうか。朱塗りの美しい社殿に囲まれながら、金運アップや勝負運のご利益を授かる心清まる参拝ができます。周辺の関ケ原古戦場や養老の滝と合わせて巡れば、歴史と自然を満喫する充実した岐阜の旅になることでしょう。季節ごとに異なる表情を見せる南宮大社は、何度訪れても新しい発見があり、飽きることがありません。ぜひ参拝してみてください。

📝 南宮大社の基本情報まとめ

所在地:岐阜県不破郡垂井町宮代1734-1
主祭神:金山彦大神
社格:美濃国一宮、旧国幣大社
拝観料:無料
駐車場:無料駐車場あり
最寄り駅:JR垂井駅(徒歩約20分)
ご利益:金運上昇、勝負運、必勝祈願、安産祈願
見どころ:朱塗りの社殿群(国重要文化財18棟)、楼門、回廊、花手水

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この記事を書いた人

岐阜ナビ編集部は、岐阜の地名・言葉・文化・観光地に関する「なぜ?」を、調べ物ベースでわかりやすくまとめる情報サイトです。体験談や感想ではなく、意味や背景を丁寧に解説することを大切にしています。岐阜について知りたい方の疑問を、1ページで解決することを目指しています。

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