岐阜県は、北部の飛騨地方と南部の美濃地方で異なる食文化が育まれてきた、グルメの宝庫です。3,000メートル級の北アルプスの山々から木曽三川と呼ばれる大河まで、豊かな自然に恵まれた土地ならではの美味しいものがたくさんあります。
この記事では、岐阜県を訪れたらぜひ味わいたい名物グルメから郷土料理、スイーツ、そして独特のモーニング文化まで、岐阜の美味しいものを徹底的にご紹介します。
📝 この記事でわかること
- 飛騨牛・鶏ちゃんなど岐阜の肉料理
- 高山ラーメン・各務原キムチなどのご当地グルメ
- 五平餅・朴葉味噌などの郷土料理
- 栗きんとん・鮎菓子などの和菓子
- 岐阜のモーニング文化と喫茶店
岐阜を代表する美味しいもの一覧

岐阜グルメの特徴
岐阜県は内陸県のため、海産物よりも山の幸や川魚を使った料理が発展してきました。北部の飛騨地方は寒冷な気候と山間部という地形から、保存食や体を温める料理が多く、南部の美濃地方は温暖な気候と大河に恵まれ、川魚料理や農産物を活かした料理が発達しています。同じ料理名でも地域によって調理法や味付けが異なることも多く、食べ比べる楽しみがあるのも岐阜グルメの魅力です。
ジャンル別の名物料理
岐阜県の美味しいものは、肉料理、麺類、郷土料理、川魚料理、和菓子・スイーツなど多岐にわたります。全国的に有名な飛騨牛から、地元で愛される鶏ちゃん、江戸時代から続く栗きんとんまで、その種類は実に豊富です。観光で訪れる際は、エリアごとの名物を押さえておくと、より効率的に岐阜グルメを楽しむことができます。
| ジャンル | 代表的な料理 | 主な地域 |
|---|---|---|
| 肉料理 | 飛騨牛、鶏ちゃん | 飛騨地方 |
| 麺類 | 高山ラーメン | 高山市 |
| 郷土料理 | 五平餅、朴葉味噌 | 県内各地 |
| 川魚料理 | 鮎の塩焼き、鮒味噌 | 長良川流域 |
| 和菓子 | 栗きんとん、鮎菓子 | 中津川、岐阜市 |
| 喫茶文化 | モーニングサービス | 県内各地 |
地域別の美味しいもの
岐阜県は大きく分けて、飛騨地方(高山市・下呂市など)と美濃地方(岐阜市・大垣市・中津川市など)に分かれます。飛騨地方は飛騨牛、高山ラーメン、朴葉味噌などが有名で、山岳地帯ならではの滋味深い料理が楽しめます。美濃地方は長良川の鮎料理、中津川の栗きんとん、各務原キムチなど、平野部と山間部それぞれの特産品を活かした料理があります。岐阜を訪れる際は、訪問エリアに合わせて食べたいものをリストアップしておくとよいでしょう。
季節ごとの旬の味覚
岐阜の美味しいものには、季節限定で楽しめるものも多くあります。春は山菜料理、夏は長良川の鮎、秋は栗きんとんや松茸、冬は飛騨牛のすき焼きやしし鍋(ぼたん鍋)がおすすめです。特に栗きんとんは9月から1月頃までの期間限定商品で、毎年この時期を楽しみにしているファンも多いです。旬の時期に訪れることで、より美味しい状態で岐阜グルメを楽しむことができます。
飛騨牛|全国トップクラスのブランド牛

飛騨牛とは
飛騨牛は、岐阜県を代表するブランド和牛です。岐阜県内で14ヶ月以上肥育された黒毛和種の牛のうち、日本食肉格付協会による格付けで肉質等級が3等級以上のものだけが「飛騨牛」と認定されます。きめ細やかな霜降りと、甘みのある脂が特徴で、口の中でとろけるような食感が魅力です。全国の和牛の品質を競う「全国和牛能力共進会」では、過去に最高賞を受賞したこともあり、名実ともに日本トップクラスのブランド牛として知られています。
飛騨牛の楽しみ方
飛騨牛は様々な調理法で楽しむことができます。定番のステーキや焼肉はもちろん、すき焼きやしゃぶしゃぶ、飛騨牛にぎり寿司、飛騨牛まぶし(ひつまぶしスタイル)など、多彩なメニューがあります。高山市や下呂市の観光地では、食べ歩きができる飛騨牛串や飛騨牛コロッケ、飛騨牛まんなども人気です。ランチタイムには、ディナーよりも手頃な価格で飛騨牛を楽しめるお店も多いので、観光の合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
📌 飛騨牛のおすすめの食べ方
🥩 ステーキ:シンプルに肉の旨みを堪能
🍖 焼肉:様々な部位を食べ比べ
🍲 すき焼き:甘辛いタレと絶妙なハーモニー
🍣 飛騨牛にぎり:軽く炙った寿司で口の中でとろける
🥡 食べ歩き:串焼き、コロッケ、肉まんなど
飛騨牛を食べられる場所
飛騨牛を提供するお店は、高山市を中心に岐阜県内各地にあります。高山市内には、専門店から食べ歩きグルメまで多くの飛騨牛料理店が軒を連ねています。また、下呂温泉では、温泉旅館の夕食で飛騨牛を楽しめることも多いです。岐阜市や大垣市などの美濃地方にも飛騨牛を扱うお店があり、県内どこでも味わうことができます。予約が推奨される人気店も多いので、訪問前に確認することをおすすめします。
飛騨牛のお土産
飛騨牛はお土産としても人気があります。真空パックの精肉やローストビーフ、飛騨牛を使ったカレーやハンバーグなど、様々な商品が販売されています。高山市内のお土産屋や道の駅、空港の売店などで購入できます。冷凍や冷蔵の商品が多いため、保冷剤や保冷バッグを用意しておくと安心です。遠方への発送に対応しているお店もあるので、自宅でゆっくり飛騨牛を楽しみたい方は配送サービスを利用するのもおすすめです。
鶏ちゃん|岐阜のソウルフード

鶏ちゃんとは
鶏ちゃん(けいちゃん)は、岐阜県奥美濃地方の郡上市や、飛騨地方南部の下呂市を中心に食べられてきた郷土料理です。一口大にカットした鶏肉を、醤油や味噌ベースの特製タレに漬け込み、キャベツなどの野菜と一緒に鉄板やフライパンで焼いて食べるシンプルな料理です。「ケーちゃん」「けいちゃん」などとも表記され、各家庭や店舗によって味付けが異なるのが特徴です。ご飯のおかずにもビールのおつまみにもぴったりで、地元では家庭料理として親しまれています。
鶏ちゃんの歴史と名前の由来
鶏ちゃんの誕生は1950年頃と言われています。当時、下呂や郡上の田舎では養鶏が盛んで、卵を産まなくなった採卵用の鶏を有効活用するために考案されました。名前の由来は、豚の内臓料理「とんちゃん」をもじって「けいちゃん」と名付けられたとする説が有力です。「ちゃん」は「臓(内臓)」を意味するとも、タレを意味する「醤(じゃん)」に由来するとも言われています。商品化が進んだ昭和30年代以降、下呂や郡上の精肉店や居酒屋が独自の味を開発し、地域ごとに特色ある鶏ちゃんが生まれました。
2008年、鶏ちゃんの魅力を発信するために「鶏ちゃん合衆国」が建国されました。郡上市や下呂市などの鶏ちゃん文化圏を「合衆国」に見立て、加盟店や愛好家が集まって活動しています。公式サイトでは、加盟店の情報や鶏ちゃんの歴史を知ることができます。
鶏ちゃんの味のバリエーション
鶏ちゃんの味付けは、大きく分けて味噌味と醤油味の2種類があります。下呂地域では味噌味が主流で、郡上地域では醤油味が多い傾向があります。また、にんにくを効かせたものや、唐辛子でピリ辛にしたもの、塩だれベースのものなど、お店や商品によって様々なバリエーションがあります。同じ「鶏ちゃん」でも、地域やお店によって全く異なる味わいを楽しめるので、食べ比べてみるのも面白いでしょう。
鶏ちゃんを食べられる場所
鶏ちゃんは、下呂市や郡上市を中心に多くの飲食店で提供されています。下呂温泉街には鶏ちゃん専門店や居酒屋があり、観光客も気軽に楽しめます。郡上八幡でも、地元の食堂や居酒屋で鶏ちゃんを味わうことができます。また、スーパーや道の駅では味付け済みの鶏ちゃんが販売されており、自宅で手軽に調理することもできます。お土産用の真空パック商品も人気があります。
高山ラーメン|年越しそばにも食べられる中華そば

高山ラーメンとは
高山ラーメンは、岐阜県高山市で主に食べられているご当地ラーメンです。地元では「中華そば」または単に「そば」と呼ばれ、いわゆる蕎麦(日本そば)と区別されています。鶏ガラをベースに、鰹節や煮干しなどの和風だしを加えたあっさり醤油スープと、低加水率の細縮れ麺の組み合わせが特徴です。スープとタレ(醤油)を別々に作るのではなく、寸胴で一緒に煮込むという独特の製法で作られています。
高山ラーメンの歴史
高山ラーメンの発祥は、昭和13年(1938年)に「まさごそば」が屋台で売り出したものが始まりと言われています。創業者の坂口時宗氏は、東京の雅叙園で修行中に中国人が作る麺料理を見て、見よう見まねで中華麺の打ち方を覚えたとされています。戦後、高山で店舗を構え、醤油ダレを寸胴で煮込む独自の製法を確立しました。この味が評判となり、高山中に広まって現在のようなラーメン処へと成長しました。平成8年(1996年)に新横浜ラーメン博物館に出店したことがきっかけで、「高山ラーメン」の名が全国に広まりました。
高山ラーメンの特徴
高山ラーメンの最大の特徴は、スープとタレを一緒に煮込む製法です。通常のラーメンではスープ(出汁)とタレ(かえし)を別々に作り、提供時に合わせますが、高山ラーメンは醤油ダレを直接寸胴に入れて煮込みます。そのため、醤油味のラーメンしか作れませんが、長時間煮込むことでまろやかな味わいが生まれます。スープは鶏ガラに鰹節や煮干しを加えた和風仕立てで、脂分が少なくあっさりしています。麺は細めの縮れ麺で、量は約100gと少なめです。地元の人はおやつ代わりにラーメンを食べることもあり、関西の「たこ焼き」のような存在と言えます。
| 項目 | 高山ラーメンの特徴 |
|---|---|
| 地元の呼び名 | 中華そば、そば |
| スープ | 鶏ガラ+和風だしの醤油味 |
| 麺 | 細縮れ麺(低加水) |
| 製法 | スープとタレを一緒に煮込む |
| 量 | 約100g(少なめ) |
高山ラーメンの有名店
高山市内には約30店舗のラーメン店があり、それぞれ独自の味を競っています。老舗の「まさごそば」「やよいそば」「豆天狗」や、人気店の「つづみそば」「甚五郎らーめん」などが有名です。同じ高山ラーメンでも、店舗によってスープの濃さや麺の太さ、トッピングなどが異なるので、何軒かはしごして食べ比べるのもおすすめです。朝から営業している店もあり、モーニングラーメンを楽しむこともできます。高山市民の中には、年越しそばとして中華そばを食べる人もいるほど、生活に根付いた食文化です。
郷土料理|五平餅・朴葉味噌・漬物ステーキ
五平餅

五平餅は、つぶしたご飯を串に巻きつけて焼いた、岐阜県を含む中部地方の山間部に伝わる郷土料理です。うるち米を炊いてつぶし、小判型や団子型にして串に刺し、醤油や味噌ベースのタレを塗って香ばしく焼き上げます。タレには、落花生やクルミ、ゴマなどを砕いて混ぜることで、香ばしさと風味がプラスされます。地域によってタレの味付けや形状が異なり、恵那・中津川地域では小判型、飛騨地方では団子型が多いとされています。道の駅や観光地の屋台で手軽に食べられる人気のグルメです。
朴葉味噌
朴葉味噌(ほおばみそ)は、岐阜県飛騨高山地方の郷土料理です。朴の木の葉(朴葉)の上に自家製の麹味噌を乗せ、ネギやしいたけ、山菜などの具材を加えて、炭火や卓上コンロで焼いて食べます。味噌が焦げる香ばしい香りと、朴葉の独特の風味が食欲をそそります。飛騨牛を一緒に焼く「飛騨牛の朴葉味噌焼き」は、観光客に特に人気のメニューです。かつては飛騨地方の農家で、囲炉裏端で残った味噌を朴葉に乗せて焼いたのが始まりと言われています。旅館の朝食や、居酒屋のメニューとしても定番です。
漬物ステーキ
漬物ステーキは、飛騨地方で親しまれている郷土料理です。白菜などの漬物を鉄板や鍋で焼き、溶き卵でとじたシンプルな料理です。漬物の塩味と卵のまろやかさが絶妙にマッチし、ご飯が進む一品です。寒冷な飛騨地方では、冬に凍った漬物を囲炉裏で温めて食べたのが始まりとされています。居酒屋や食堂で提供されており、ビールや日本酒のおつまみとしても人気があります。「漬物を焼くの?」と驚く人も多いですが、一度食べるとその美味しさに納得する人が続出する、知る人ぞ知るB級グルメです。
💡 その他の岐阜の郷土料理
鮒味噌:素焼きした鮒に味噌・ざらめ・大豆などを加えて煮込んだ西濃地方の郷土料理
鮎なれずし:塩漬けの鮎にご飯を詰めて発酵させた岐阜市の伝統的な保存食
しし鍋(ぼたん鍋):猪肉を使った味噌仕立ての鍋。冬の岐阜名物
へぼ飯:地蜂の子(へぼ)を炊き込んだ山間部の珍味
各務原キムチ
各務原キムチは、岐阜県各務原市のご当地グルメです。各務原市と韓国・春川市の姉妹都市交流がきっかけで誕生しました。各務原市の特産品である「にんじん」と、春川市の特産品である「松の実」が入っているのが特徴で、通常のキムチよりもマイルドな味わいです。市内の飲食店では、各務原キムチを使ったキムチ鍋、キムチチャーハン、キムチラーメンなど、様々なメニューが提供されています。お土産用のキムチも販売されており、家庭でも楽しめます。
川魚料理|長良川の鮎
岐阜と鮎の深い関係
岐阜県は、清流・長良川をはじめとする豊かな河川に恵まれ、古くから川魚料理が発達してきました。中でも鮎は岐阜を代表する夏の味覚で、「清流長良川の鮎」は2015年12月に世界農業遺産に認定されています。長良川の澄んだ水と豊富な藻を食べて育った鮎は、身が締まり、独特の香りがあることから「香魚」とも呼ばれます。毎年5月11日に鮎漁が解禁されると、長良川流域は鮎釣りを楽しむ人や、鮎料理を求める観光客で賑わいます。
鮎の塩焼き

鮎料理の定番といえば、やはり塩焼きです。串に刺した鮎に塩を振り、炭火でじっくりと焼き上げます。皮はパリッと香ばしく、身はふっくらと柔らかく、鮎特有の香りが口いっぱいに広がります。頭から尻尾まで丸ごと食べられるのも魅力で、内臓のほろ苦さがアクセントになります。長良川沿いの料理店や、岐阜城近くの飲食店で味わうことができます。夏から秋(6月〜10月頃)が旬ですが、養殖の鮎であれば通年提供しているお店もあります。
長良川鵜飼
岐阜市を代表する観光体験として、1,300年以上の歴史を持つ「長良川鵜飼」があります。鵜匠が鵜を操って鮎を捕らえる伝統的な漁法は、現在も毎年5月11日から10月15日まで行われています。鵜飼観覧船に乗れば、かがり火に照らされた幻想的な鵜飼の様子を間近で見ることができます。観覧船では船上で食事を楽しむこともでき、鮎料理の弁当や鮎の塩焼きを味わいながら、伝統文化を堪能することができます。岐阜を訪れたらぜひ体験したいイベントです。
その他の川魚料理
岐阜県では、鮎以外にも様々な川魚料理があります。西濃地方の海津市は木曽三川が出会う水郷地帯で、なまず料理や鯉汁、たなごの佃煮などの独特な川魚文化が残っています。なまず料理は、蒲焼きや天ぷら、刺身など様々な調理法で楽しめます。また、中濃地方では川ガニ(モクズガニ)を使った料理もあります。内陸県ならではの、川の恵みを活かした食文化は、岐阜の魅力の一つです。
和菓子・スイーツ|栗きんとん・鮎菓子

栗きんとん|中津川発祥の秋の銘菓
栗きんとんは、岐阜県中津川市を中心とした東濃地方発祥の和菓子です。江戸時代の元禄年間(1688年〜)から続く老舗もあるほど、古くから親しまれてきました。栗と砂糖だけで作られるシンプルな和菓子で、栗本来の風味と自然な甘みが特徴です。蒸した栗を裏ごしして砂糖を加え、茶巾絞りにして仕上げます。栗の収穫時期に合わせて、毎年9月〜1月頃の期間限定で販売されます。中津川市内には50以上の和菓子店があり、それぞれ独自の味を競っています。
栗きんとんの有名店
中津川で栗きんとんを購入するなら、老舗の「すや」と「川上屋」が二大人気店として知られています。「すや」は江戸時代の元禄年間創業という市内でも指折りの旧家で、栗本来の風味を活かした上品な味わいが特徴です。「川上屋」は百年以上の歴史を持つ老舗で、厳選した国産栗を使用しています。その他にも「松月堂」「信玄堂」「恵那福堂」など、多くの名店があります。同じ栗きんとんでも店によって甘さや食感が異なるので、食べ比べてお気に入りを見つけるのも楽しみです。恵那市の「恵那川上屋」では、干し柿で栗きんとんを包んだ「柿の美きんとん」という商品も人気があります。
| 店名 | 特徴 | 創業 |
|---|---|---|
| すや | 栗本来の風味を活かした上品な味 | 元禄年間 |
| 川上屋 | 厳選国産栗使用、百年以上の歴史 | 明治時代 |
| くり屋南陽軒 | 栗100%の濃厚な味わい | 明治時代 |
| 恵那川上屋 | 「柿の美きんとん」が人気 | — |
鮎菓子|岐阜市の銘菓
鮎菓子は、岐阜市を代表する銘菓です。鮎を模したカステラ生地の中に、求肥(ぎゅうひ)が入った焼き菓子で、長良川の鮎をイメージして作られました。ふんわりとしたカステラと、もちもちの求肥の食感の組み合わせが絶妙です。岐阜市内の多くの和菓子店で販売されており、岐阜土産の定番として人気があります。各店によって形や焼き加減、求肥の味が異なるので、食べ比べてみるのも楽しいでしょう。長良川鵜飼の観光と合わせて、お土産に購入する人も多いです。
その他の岐阜スイーツ
岐阜県には、栗きんとんや鮎菓子以外にも魅力的なスイーツがあります。富有柿で有名な岐阜では、柿を使ったスイーツも人気です。飛騨高山では、「さるぼぼ」をモチーフにしたお菓子や、飛騨牛乳を使ったプリン、ソフトクリームなどが観光客に人気があります。また、白川郷では「プリンの家」という店のプリンが話題です。各地域の特産品を活かしたスイーツを探しながら観光するのも、岐阜旅行の楽しみ方の一つです。
岐阜のモーニング文化
喫茶店王国・岐阜
岐阜県は、人口1,000人あたりの喫茶店数が全国2位という「喫茶店王国」です。喫茶店でドリンクを注文すると、トーストやゆで卵などが無料でついてくる「モーニングサービス」は、愛知県一宮市が発祥と言われていますが、岐阜のモーニングも負けていません。岐阜のモーニングは「気軽に行ける」「お得に食べる」「ゆったり過ごす」の3点において、最高のサービスを誇っています。このような文化が発展した背景には、かつて繊維産業が盛んだった岐阜で、繊維業者の商談の場として喫茶店が利用されたことがあります。
岐阜モーニングの特徴
岐阜のモーニングは、そのボリュームと自由さで知られています。トーストやゆで卵は定番ですが、サラダ、スープ、果物がついてくる店も多く、さらには茶わん蒸し、カレーライス、うどん、焼きそばまでついてくる店もあります。まさに「なんでもあり」の世界です。一部の店では「1日中モーニング」というサービスを行っており、朝の開店から夕方の閉店まで、コーヒー代だけで豪華なセットが楽しめます。「食パン一斤丸ごと」がついてくる店や、持ち帰り用パックまで用意している店もあり、そのサービス精神には驚かされます。
📌 岐阜モーニングのココがすごい!
☕ ドリンク代のみで豪華な朝食セット
🍞 トースト+ゆで卵は基本、サラダやフルーツ付きも
🍛 カレー、うどん、焼きそばが付く店も!
⏰ 「1日中モーニング」を実施する店も
🎁 持ち帰りパック付きの太っ腹サービス
おすすめの喫茶店
岐阜市内でおすすめの喫茶店をいくつかご紹介します。JR岐阜駅直結の「敷島珈琲店」では、10種類の野菜サラダに自家製ヨーグルト、トーストが付いたモーニングプレートがドリンク代のみで楽しめます。「匠珈琲 恵時尊 NEXT」では、ドリンク代+150円で食パン一斤がついてくる「リッチモーニング」が話題です。長良川近くの「あいりす」では、7〜8種類以上のフルーツにトースト、ゆで卵、サラダ、デザート、五平餅風のお団子までがコーヒー代のみで楽しめます。各務原市の「梅田家」も、自家焙煎の珈琲と売り切れ必至のたまごサンドで人気です。
モーニング文化を楽しむコツ
岐阜のモーニング文化を楽しむなら、いくつかのコツがあります。まず、人気店は朝早くから混雑するので、開店直後の来店がおすすめです。また、モーニングの内容や提供時間は店によって異なるので、事前に調べておくとよいでしょう。地元の人は常連の店があり、新聞を読みながらゆっくり過ごすのが定番の楽しみ方です。観光客でも気軽に入れる雰囲気の店が多いので、旅の朝にぜひ岐阜モーニングを体験してみてください。ホテルの朝食よりもお得で、地元の文化を感じられる貴重な体験になるでしょう。
よくある質問
まとめ
岐阜グルメの魅力を振り返る
岐阜県は、飛騨牛や高山ラーメン、鶏ちゃんなどの肉料理・麺類から、五平餅や朴葉味噌などの郷土料理、長良川の鮎料理、栗きんとんや鮎菓子などの和菓子まで、多彩な美味しいものが揃っています。北部の飛騨地方と南部の美濃地方で異なる食文化が発展してきた岐阜は、訪れるエリアによって様々な味を楽しめるのが魅力です。
📝 岐阜の美味しいものまとめ
- 肉料理:飛騨牛(ステーキ、すき焼き、にぎり寿司)、鶏ちゃん
- 麺類:高山ラーメン(中華そば)
- 郷土料理:五平餅、朴葉味噌、漬物ステーキ
- 川魚料理:鮎の塩焼き、長良川鵜飼
- 和菓子:栗きんとん(9月〜1月)、鮎菓子
- 喫茶文化:豪華なモーニングサービス
岐阜グルメ旅行のポイント
岐阜でグルメ旅行を楽しむなら、訪問エリアと季節を意識することが大切です。高山・下呂方面に行くなら飛騨牛と高山ラーメン、郡上に行くなら鶏ちゃん、中津川・恵那に行くなら栗きんとん(秋冬限定)というように、エリアごとの名物を押さえておきましょう。岐阜市内なら長良川の鮎料理や鮎菓子、モーニング文化を体験できます。旬の食材を使った料理も多いので、訪問時期に合わせたプランを立てると、より満足度の高いグルメ旅行になるでしょう。
岐阜の食文化を体験しよう
岐阜県の食文化は、その土地の自然や歴史、人々の暮らしと深く結びついています。飛騨牛は飛騨の豊かな自然が育んだブランド牛、鶏ちゃんは農家の知恵から生まれた郷土料理、栗きんとんは栗の名産地ならではの銘菓です。料理を味わうだけでなく、その背景にあるストーリーを知ることで、岐阜グルメをより深く楽しむことができます。ぜひ岐阜を訪れて、その土地ならではの美味しいものを堪能してください。
次回の岐阜旅行に向けて
岐阜には、一度の旅行では食べきれないほどの美味しいものがあります。今回ご紹介したグルメの中から、気になるものをリストアップして、次回の岐阜旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか。高山や下呂の温泉旅行と合わせて飛騨グルメを楽しむもよし、中津川への日帰り旅行で栗きんとん巡りをするもよし、岐阜市で長良川鵜飼と鮎料理を堪能するもよし。岐阜の美味しいものが、あなたの旅をより豊かなものにしてくれることでしょう。

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