君の名は。の駅は飛騨古川駅!聖地巡礼で見るべきポイントとアクセス方法

君の名は。の駅は飛騨古川駅!

2016年に公開され、日本映画史に残る大ヒットを記録した新海誠監督の長編アニメーション映画「君の名は。」。東京に住む高校生・立花瀧と、岐阜県の山奥に暮らす女子高生・宮水三葉が夢の中で入れ替わるという不思議な体験を通じて惹かれ合っていく物語は、国内外で多くのファンを魅了しました。この作品の中で、瀧が三葉を探して岐阜県を訪れる重要なシーンがあります。そのとき瀧が降り立った駅のモデルとなったのが、JR高山本線の「飛騨古川駅」です。岐阜県飛騨市に位置するこの駅は、映画公開後、聖地巡礼の名所として全国から多くのファンが訪れるようになりました。本記事では、映画と同じ構図で写真が撮れるスポット、駅周辺に点在する聖地、アクセス方法まで詳しくご案内いたします。

目次

「君の名は。」と飛騨古川駅の関係性

君の名は。の駅は飛騨古川駅!

映画における飛騨古川駅の登場シーン

「君の名は。」において飛騨古川駅が登場するのは、物語の中盤、主人公の瀧が三葉を探して岐阜県を訪れる場面です。東京から特急に乗り、瀧は見知らぬ土地である飛騨地方へと向かいます。列車が到着し、ホームに降り立った瀧の背後には、のどかな山間の風景が広がっています。このシーンは、都会育ちの瀧が初めて飛騨の地を踏むという物語上の重要な転換点であり、観客にとっても印象深い場面となっています。新海誠監督は実在の風景を緻密に取材して作品に反映することで知られており、駅舎の形状やホームの構造、周囲の山々まで、実際の飛騨古川駅の特徴が忠実に描かれています。

飛騨古川駅がモデルに選ばれた理由

新海誠監督が飛騨古川駅をモデルとして選んだ理由には、いくつかの要素が考えられます。まず、飛騨地方が持つ「日本の原風景」としての魅力があります。三葉が暮らす架空の町「糸守町」は山に囲まれた自然豊かな場所として描かれており、飛騨古川の風景はそのイメージに合致しています。また、飛騨古川は古い町並みが残る歴史ある町でありながら、観光地として過度に開発されておらず、静かで落ち着いた雰囲気を保っています。さらに、特急列車が停車するという交通面での利便性も備えており、瀧が東京から訪れるという設定との整合性も取りやすかったと考えられます。

聖地巡礼ブームと飛騨古川への影響

「君の名は。」の大ヒットにより、飛騨古川には「聖地巡礼」を目的とした観光客が急増しました。映画公開直後の2016年秋から2017年にかけては、平日でも多くのファンが駅を訪れ、映画と同じ構図での撮影を楽しむ姿が見られました。飛騨市によると、映画公開前と比較して観光客数は大幅に増加し、地域経済にも好影響をもたらしたとされています。地元では、この聖地巡礼ブームを歓迎し、飛騨市図書館では映画に登場したシーンを再現できるよう館内撮影を許可するなど、柔軟な対応が話題となりました。

新海誠監督と岐阜県の縁

新海誠監督が岐阜県を舞台として選んだ背景には、監督自身の出身地との関係も指摘されています。新海監督は長野県出身であり、飛騨地方とは山を隔てた隣接地域です。長野県と岐阜県は文化的にも地理的にも近しい関係にあり、監督にとって飛騨の風景は馴染み深いものだったのかもしれません。「言の葉の庭」では新宿御苑、「秒速5センチメートル」では種子島や栃木県など、各地の風景が印象的に描かれています。飛騨古川もまた、監督の緻密なロケーションハンティングによって選ばれた場所です。

映画ファンにとっての飛騨古川駅の意味

映画ファンにとって、飛騨古川駅を訪れることは単なる観光以上の意味を持っています。映画で見たあのシーンを実際に自分の目で確認し、同じ場所に立つことで、作品の世界に入り込んだような感覚を味わえるのです。特に、駅のホームから見える風景は映画とほぼ同じであり、「本当にここが舞台だったんだ」という実感を得られます。また、飛騨古川駅周辺には映画に登場した他のスポットも点在しており、一日かけて巡ることで作品の世界観をより深く理解できます。

豆知識
「君の名は。」は2016年8月26日に公開され、最終興行収入は250億円を超え、当時の日本映画歴代興行収入第2位を記録しました。海外でも高い評価を受け、飛騨古川には国内だけでなく海外からの聖地巡礼者も多く訪れています。

飛騨古川駅の基本情報と特徴

君の名は。の駅は飛騨古川駅!

飛騨古川駅の歴史と沿革

飛騨古川駅は、JR高山本線に属する駅として、1934年(昭和9年)10月25日に開業しました。高山本線は岐阜駅と富山駅を結ぶ路線であり、飛騨古川駅はその中間地点に位置しています。開業当初から、飛騨地方北部の玄関口として重要な役割を果たしてきました。駅舎は何度かの改修を経て現在の姿となっており、地方の駅らしい素朴な佇まいを保っています。特急「ひだ」の停車駅でもあることから、名古屋方面や富山方面からのアクセスも良好です。

駅舎の構造とデザイン

飛騨古川駅の駅舎は、地方の中規模駅として典型的な造りとなっています。木造を基調とした外観は、周囲の自然環境や古い町並みとの調和を意識したものです。駅舎内には待合室、券売機、改札口があり、有人駅として駅員が常駐しています。ホームは2面3線の構造で、特急列車と普通列車が発着します。映画に登場したのは主に1番線ホームであり、瀧が列車から降りて周囲を見回すシーンが印象的です。近年は聖地巡礼者向けの案内板なども設置されています。

映画に登場したホームの特徴

「君の名は。」に登場する飛騨古川駅のホームは、実際の駅の特徴を忠実に再現しています。特に印象的なのは、ホームから見える山々の風景です。映画では、瀧が列車から降りた直後、背後に広がる山並みが描かれており、実際の飛騨古川駅でも同様の眺望を楽しむことができます。ホームの屋根、柱、ベンチといった細部も映画と照らし合わせることができ、ファンにとっては「ここがあのシーンの場所だ」という感動を味わえます。跨線橋から見下ろす景色も映画に登場しています。

駅周辺の雰囲気と環境

飛騨古川駅を出ると、すぐに飛騨古川の落ち着いた雰囲気を感じることができます。駅前のロータリーは比較的広く、観光案内所も近くにあるため、初めて訪れた方でも情報を得やすい環境です。駅から古い町並みまでは徒歩で約5分程度であり、散策しながら向かうことができます。山に囲まれた盆地に位置しているため、四季折々の自然の変化を感じることができ、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、訪れる時期によって異なる表情を見せてくれます。

飛騨古川駅の基本情報所在地:岐阜県飛騨市古川町金森町
路線:JR高山本線
開業年:1934年(昭和9年)
駅構造:地上駅(2面3線)
主な停車列車:特急「ひだ」、普通列車

映画と同じ構図で撮影できるベストスポット

君の名は。の駅は飛騨古川駅!

ホームから見る跨線橋と線路の構図

飛騨古川駅で最も有名な撮影スポットは、ホームから跨線橋と線路を見上げる構図です。映画では、瀧が列車から降りてホームを歩くシーンで、この跨線橋が印象的に描かれています。実際の駅でも、ホームの適切な位置から見上げると、映画とほぼ同じアングルで撮影することができます。跨線橋の緑色の屋根、白い柱、そして背後に見える山々という組み合わせは、映画ファンにとってはたまらない光景でしょう。撮影のコツとしては、ホームの中央付近から、やや見上げるような角度で構えることです。

跨線橋から見下ろす駅全景

跨線橋の上からは、飛騨古川駅の全景を見渡すことができます。映画でも、この視点からの描写があり、ホームに停車する列車と周囲の山々が一望できる構図は非常に絵になります。跨線橋を渡りながら、左右に広がる風景を楽しむことができ、どの方向を向いても美しい写真が撮れるでしょう。特に列車が入線してくるタイミングや発車していくタイミングを狙うと、より動きのある印象的な写真を撮影できます。列車の発着時刻を事前に確認しておくことで、効率的に撮影を楽しむことができます。

駅舎正面からの撮影ポイント

飛騨古川駅の駅舎を正面から撮影するのも、定番のスポットです。駅前ロータリーから駅舎を望む構図は、「ここに来たぞ」という到着の記念撮影にぴったりです。駅名の看板と駅舎全体を収めることができ、SNSへの投稿にも適した写真が撮れます。駅舎の背後には山が見え、飛騨古川らしい風景を一枚に収めることができます。早朝や夕方など比較的人の少ない時間帯を狙うのもおすすめです。駅舎の照明が点灯する夕暮れ時には、また異なる雰囲気の写真を撮ることができます。

映画のワンシーンを再現するコツ

映画「君の名は。」のワンシーンを忠実に再現するためには、映画のシーンをスマートフォンなどに保存しておき、現地で見比べながら撮影位置を調整することがポイントです。撮影する時間帯も重要で、映画では日中の明るいシーンとして描かれていますので、晴れた日の昼間に訪れると光の加減も映画に近づきます。さらに、可能であれば列車が停車しているタイミングを狙うと、より映画に近い雰囲気を演出できます。特急「ひだ」の車両は映画に登場する列車のモデルでもあります。

豆知識
映画「君の名は。」では、飛騨古川駅のシーンは主に1番線ホームで撮影されたとされています。聖地巡礼の際は、どのホームに降り立つかによって見える景色が異なりますので、事前に確認しておくと効率的です。

撮影時のマナーと注意点

聖地巡礼で撮影を楽しむ際には、いくつかのマナーと注意点を守ることが大切です。駅は公共の交通施設であり、一般の乗客も多く利用しています。ホームでの撮影時は、黄色い線の内側から出ないことが鉄則です。列車が接近している際の撮影は非常に危険ですので、絶対に避けてください。三脚を使用しての長時間撮影は他の方の迷惑となる場合がありますので、混雑時は避けるか短時間で済ませるようにしましょう。マナーを守って撮影することで、今後も聖地巡礼者を温かく迎えてくれる環境が維持されます。

気多若宮神社の魅力と見どころ

映画に登場する神社のモデル

映画「君の名は。」に登場する「宮水神社」のモデルのひとつとされているのが、飛騨古川に鎮座する「気多若宮神社」です。映画では、三葉が巫女として奉仕する神社が重要な舞台となっており、その神秘的な雰囲気は作品の世界観を象徴しています。気多若宮神社は、実際に飛騨地方を代表する歴史ある神社であり、石段を上った先に現れる本殿、境内を取り囲む鬱蒼とした木々、静寂に包まれた空間は、映画ファンでなくとも心が洗われるような体験ができるでしょう。

気多若宮神社の歴史と由緒

気多若宮神社は、古くから飛騨地方の人々の信仰を集めてきた由緒ある神社です。創建年代は明確ではありませんが、平安時代以前から存在していたとされ、飛騨国の守護神として崇められてきました。祭神は大己貴命をはじめとする神々であり、五穀豊穣や商売繁盛、家内安全などのご利益があるとされています。毎年4月19日・20日に行われる「古川祭」は、この神社の例大祭であり、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

境内の見どころと撮影ポイント

気多若宮神社の境内には、いくつかの見どころがあります。参道の石段を上るところから神社の雰囲気を感じることができ、両側を木々に囲まれた石段は神聖な空間への入り口として厳かな印象を与えます。本殿は飛騨地方特有の建築様式を持ち、歴史の重みを感じさせる佇まいです。撮影ポイントとしては、石段の下から見上げる構図、本殿正面からの構図、境内から見下ろす飛騨古川の町並みなどがおすすめです。境内は静かな雰囲気が保たれていますので、撮影時も静粛を心がけてください。

参拝の作法とマナー

気多若宮神社を訪れる際は、神社参拝の基本的な作法を守ることが大切です。鳥居をくぐる際は軽く一礼し、参道は中央を避け左右どちらかに寄って歩くのが作法です。手水舎があれば、手と口を清めてから参拝します。本殿前では、二拝二拍手一拝の作法で参拝するのが一般的です。聖地巡礼が目的であっても、ここは古くから地域の方々に大切にされてきた神社ですので、まずは神様に敬意を払って参拝することを忘れないでください。

気多若宮神社の基本情報所在地:岐阜県飛騨市古川町上気多
アクセス:飛騨古川駅から徒歩約15分
参拝時間:境内自由
例大祭:古川祭(4月19日・20日)

飛騨市図書館での聖地巡礼体験

飛騨古川駅!

映画に登場した図書館シーン

「君の名は。」では、瀧が三葉の手がかりを求めて図書館を訪れるシーンがあります。飛騨地方の歴史を調べるため、古い新聞や資料を探す瀧の姿が印象的に描かれています。このシーンのモデルとなったのが、飛騨市図書館です。映画では図書館の内部、特に閲覧スペースや書架の様子が詳細に描かれており、実際の図書館と見比べるとその再現度の高さに驚かされます。木の温もりを感じる内装、整然と並んだ書架は、映画で見た光景そのままです。

館内撮影が許可された経緯

通常、図書館では館内の撮影が禁止されていることが多いのですが、飛騨市図書館では「君の名は。」の聖地巡礼者のために、特別に館内撮影を許可しています。これは映画公開後、多くのファンが訪れるようになったことを受けて、飛騨市と図書館が柔軟に対応した結果です。撮影を許可する代わりに、他の利用者への配慮や静粛の維持を求めるルールを設け、聖地巡礼者と一般利用者の共存を図っています。このような対応は全国的にも珍しく、メディアでも話題となりました。

撮影可能なエリアとルール

飛騨市図書館での撮影には、いくつかのルールがあります。受付で撮影許可証を受け取り、首から下げることで館内での撮影が認められます。撮影可能なエリアは、映画に登場した閲覧スペースや書架などの指定されたエリアに限られています。他の利用者が写り込まないよう配慮し、シャッター音は消すかサイレントモードでの撮影が推奨されています。フラッシュの使用は禁止、三脚やセルフィースティックの使用も控えるよう案内されています。

図書館の開館時間とアクセス

飛騨市図書館は、飛騨古川駅から徒歩約5分という便利な立地にあります。開館時間は通常、午前9時から午後7時まで(土日祝日は午後5時まで)となっていますが、時期によって変動する場合があります。休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始です。図書館は観光施設ではなく地域住民のための公共施設であることを忘れずに、静かに利用し長時間の滞在は控えるなど、一般利用者への配慮を心がけることが大切です。

豆知識
飛騨市図書館では、「君の名は。」関連の書籍やパンフレットを集めた特設コーナーが設けられていた時期もありました。映画のファンブックや新海誠監督の他の作品に関する資料なども閲覧でき、聖地巡礼の合間に作品の世界をより深く知ることができます。

瀬戸川と白壁土蔵街の風情

飛騨古川を象徴する風景

飛騨古川といえば、瀬戸川沿いに連なる白壁土蔵街が最も有名な風景です。川沿いに整然と並ぶ白壁の蔵、石垣、そして川を泳ぐ鯉という組み合わせは、日本の原風景を思わせる美しさがあります。映画「君の名は。」でも、この瀬戸川周辺の風景がモデルになったとされるシーンがあり、聖地巡礼者にとっては外せないスポットとなっています。実際の瀬戸川沿いを歩くと、映画の中の世界に迷い込んだような感覚を味わえるでしょう。

瀬戸川の歴史と鯉

瀬戸川は、江戸時代に城下町の防火用水として整備された人工の川です。現在、瀬戸川で最も有名なのは、川を悠々と泳ぐ約千匹の鯉です。この鯉は、昭和40年代に地域住民が「川を美しく保ちたい」という思いから放流したのが始まりとされています。鯉が住めるほど水質を維持するため、地域ぐるみで川の清掃活動が行われています。春から秋にかけては色とりどりの錦鯉が泳ぐ姿を見ることができます。冬季は鯉が別の場所に移されるため見ることはできません。

白壁土蔵街の見どころ

白壁土蔵街は、瀬戸川沿いに約500メートルにわたって続く伝統的な町並みです。白い漆喰壁の蔵が連なる光景は圧巻であり、飛騨古川のシンボル的存在となっています。町並みを歩いていると、出格子と呼ばれる木製の格子窓や、なまこ壁と呼ばれる独特の壁面装飾など、飛騨の伝統的な建築様式を見ることができます。土蔵街沿いには飛騨の地酒を扱う酒蔵や、伝統工芸品を販売する店舗もあり、買い物を楽しむこともできます。

おすすめの撮影スポット

瀬戸川と白壁土蔵街には、数多くの撮影スポットがあります。最も定番なのは、川沿いの遊歩道から白壁の蔵を背景に撮影する構図です。川を泳ぐ鯉も一緒に収めることで、飛騨古川らしい一枚が撮れます。川に架かる小さな橋の上からの撮影もおすすめで、川の両側の町並みを見渡すことができます。早朝は観光客が少なく、静かな雰囲気の中で撮影を楽しめます。季節によっては、桜や紅葉と白壁のコントラストを楽しむこともできます。

季節 見どころ おすすめ時間帯
桜と白壁の競演、鯉の回遊開始 午前中
新緑と涼しげな川の流れ 早朝・夕方
紅葉と白壁のコントラスト 午後
雪景色と静寂の町並み 午前中

飛騨古川駅へのアクセス方法

飛騨古川駅!

名古屋からのアクセス

名古屋から飛騨古川駅へは、JR高山本線の特急「ひだ」を利用するのが最も便利です。名古屋駅から特急「ひだ」に乗車し、約2時間30分で飛騨古川駅に到着します。特急「ひだ」は名古屋駅を起点に高山方面へ向かう列車で、1日に複数本運行されています。飛騨古川駅に停車する列車は限られていますので、事前に時刻表を確認しておくことが重要です。車窓からは木曽川沿いの渓谷美や飛騨の山々を楽しむことができます。

高山駅からのアクセス

飛騨地方の観光拠点である高山駅から飛騨古川駅へは、JR高山本線で約15分という近さです。特急「ひだ」を利用する場合はさらに短時間で到着しますが、普通列車でも気軽にアクセスできます。高山には多くの観光スポットがあり、高山の古い町並みや高山陣屋などを観光した後、飛騨古川に足を延ばすというプランも人気です。列車の本数は決して多くはありませんので、あらかじめ時刻表を確認してプランを立てることをおすすめします。

富山からのアクセス

北陸方面から飛騨古川駅へアクセスする場合は、富山駅から特急「ひだ」を利用します。富山駅から飛騨古川駅までは約1時間20分程度で到着します。富山方面からの特急「ひだ」は本数が限られていますので、事前の計画が必要です。北陸新幹線を利用して富山まで来た場合、その日のうちに飛騨古川を訪れることも十分可能です。富山から飛騨古川への移動中は、神通川沿いの渓谷や飛騨の山々を車窓から楽しむことができます。

車でのアクセスと駐車場情報

車で飛騨古川を訪れる場合は、東海北陸自動車道の飛騨清見インターチェンジから約30分程度でアクセスできます。名古屋方面からは東海北陸自動車道を北上し、飛騨清見インターで降りて国道158号・国道41号を経由します。飛騨古川駅周辺には、公営・民営の駐車場がいくつかあります。観光シーズンや古川祭の時期は混雑が予想されますので、早めの到着を心がけるか、公共交通機関の利用を検討することをおすすめします。

主要都市からの所要時間名古屋駅から:特急「ひだ」で約2時間30分
高山駅から:普通列車で約15分、特急で約10分
富山駅から:特急「ひだ」で約1時間20分
東京駅から:東海道新幹線+特急「ひだ」で約4時間30分

聖地巡礼のおすすめモデルコース

半日で回るコンパクトコース

時間が限られている方向けに、半日で主要な聖地を回るコンパクトなコースをご紹介します。まず飛騨古川駅に到着したら、駅構内とホームで映画のシーンを再現した撮影を楽しみます。次に、駅から徒歩約5分の飛騨市図書館へ向かい、館内撮影を約30分程度楽しみます。図書館を出たら、瀬戸川沿いの白壁土蔵街へ向かい、川沿いを散策しながら撮影を約40分程度楽しみます。町中の飲食店で飛騨の郷土料理のランチを楽しみ、駅に戻るというスケジュールです。

一日かけてじっくり回るコース

時間に余裕がある方には、一日かけてじっくりと聖地を巡るコースがおすすめです。午前中に飛騨古川駅に到着し、まずは駅での撮影を楽しみます。その後、気多若宮神社へ向かい参拝と境内の散策を行います。神社からの帰りは瀬戸川沿いを歩き、白壁土蔵街の風情を満喫します。昼食は飛騨古川の町中で飛騨牛料理を楽しみ、午後は飛騨市図書館でゆっくりと撮影を行います。夕方は再び瀬戸川沿いを散策し、夕暮れ時の風景を楽しみます。

高山と組み合わせる周遊コース

せっかく飛騨地方を訪れるなら、高山と飛騨古川を両方楽しむ周遊コースもおすすめです。1泊2日のプランとして、1日目は高山で古い町並みや朝市、高山陣屋などを観光し、高山市内に宿泊します。2日目は朝から飛騨古川へ移動し、聖地巡礼を楽しみます。高山から飛騨古川へは約15分で到着しますので、朝一番の列車で向かえば午前中いっぱい聖地巡礼に充てることができます。高山は「飛騨の小京都」と呼ばれる風情ある町です。

季節ごとのおすすめ時期

飛騨古川は四季折々の魅力がありますが、聖地巡礼に特におすすめの時期をご紹介します。映画「君の名は。」の飛騨シーンは秋の設定で描かれていますので、10月から11月の紅葉シーズンに訪れると映画の雰囲気に近い風景を楽しめます。春は4月中旬の桜の季節が美しく、特に4月19日・20日の古川祭の時期に訪れると飛騨古川が最も賑わう瞬間を体験できます。夏は新緑が美しく、瀬戸川の鯉も活発に泳ぐ姿が見られます。

豆知識
古川祭は毎年4月19日・20日に開催される気多若宮神社の例大祭で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。豪華絢爛な屋台が町を練り歩く「屋台行列」と、裸の男たちが激しくぶつかり合う「起し太鼓」が有名です。

飛騨古川の他の観光スポット

君の名は。の駅は飛騨古川駅!

飛騨古川まつり会館

飛騨古川まつり会館は、古川祭で使用される豪華な屋台を展示している施設です。古川祭は国の重要無形民俗文化財に指定されており、祭りの時期以外でもこの会館を訪れることで屋台の精緻な彫刻や金具細工を間近で見ることができます。館内では古川祭の歴史や由来についての展示もあり、大型スクリーンで祭りの様子を上映するコーナーもあります。聖地巡礼の合間に立ち寄ることで、飛騨古川という町の奥深さを知ることができるでしょう。

飛騨の匠文化館

飛騨の匠文化館は、飛騨地方が誇る「匠の技」を紹介する施設です。飛騨は古くから優れた木工技術で知られており、奈良時代には飛騨の匠が都の建築に携わったという記録も残っています。この文化館では、飛騨の木工技術の歴史や伝統的な建築技法について学ぶことができます。館内には実際に触れることができる展示もあり、木組みの技術を体験できるコーナーなどが人気です。建物自体も飛騨の伝統的な建築技法で建てられています。

地酒の酒蔵めぐり

飛騨古川は日本酒の産地としても知られており、町内にはいくつかの酒蔵があります。飛騨地方の清らかな水と寒冷な気候は、日本酒造りに適した環境です。酒蔵の中には見学や試飲ができるところもあり、飛騨の地酒を味わいながら酒造りの工程を学ぶことができます。瀬戸川沿いの白壁土蔵街にも酒蔵があり、散策の途中で立ち寄ることができます。代表的な銘柄としては「蓬莱」「白真弓」などがあります。

飛騨の郷土料理を味わう

飛騨古川を訪れたなら、飛騨の郷土料理もぜひ味わいたいところです。最も有名なのは飛騨牛で、そのきめ細やかな霜降りと濃厚な旨味は全国的にも評価が高いです。ステーキ、焼肉、しゃぶしゃぶなど様々な調理法で楽しめます。また、飛騨高山ラーメンも人気のご当地グルメです。その他にも、朴葉味噌や漬物ステーキなど、飛騨ならではの郷土料理があります。瀬戸川沿いや駅周辺には飲食店が点在しています。

料理名 特徴 おすすめポイント
飛騨牛 霜降りが特徴の高級和牛 握り寿司や串焼きも人気
朴葉味噌 朴の葉の上で味噌と具材を焼く ご飯との相性抜群
飛騨そば 飛騨産のそば粉を使用 香り高く喉越しが良い

まとめ:君の名は駅・飛騨古川で感動の聖地巡礼を

飛騨古川駅が聖地となった意義

「君の名は。」の大ヒットにより、飛騨古川駅は日本を代表するアニメ聖地のひとつとなりました。映画公開から数年が経過した現在でも、国内外から多くのファンが訪れ続けています。飛騨古川駅が聖地として愛され続けている理由は、映画のシーンを忠実に再現できる環境が保たれていること、そして地域全体がファンを温かく迎え入れる姿勢を持っていることにあります。

本記事のポイント整理

本記事では、映画「君の名は。」の聖地である飛騨古川駅とその周辺について詳しく解説してきました。飛騨古川駅は、映画で瀧が三葉を探しに来て降り立った駅のモデルであり、ホームや跨線橋など映画と同じ構図で撮影できるスポットが多数あります。駅周辺には気多若宮神社、飛騨市図書館、瀬戸川と白壁土蔵街など、映画に関連した聖地が点在しています。アクセスは名古屋から特急「ひだ」で約2時間30分、高山駅からは約15分と訪れやすい立地です。

聖地巡礼で大切にしたいこと

聖地巡礼を楽しむ際に大切にしたいのは、地域への敬意とマナーの遵守です。飛騨古川は観光地であると同時に、地域の方々が日常を過ごす場所でもあります。撮影に夢中になりすぎて迷惑をかけないよう、常に周囲への配慮を忘れないでください。飛騨市図書館のように特別な配慮で撮影を許可してくれている施設もあります。そうした厚意に感謝し、ルールを守って利用することが、今後も聖地巡礼者を歓迎してもらえる環境づくりにつながります。

聖地巡礼チェックリスト□ 飛騨古川駅のホームで映画シーンを再現
□ 跨線橋から駅全景を撮影
□ 気多若宮神社で参拝
□ 飛騨市図書館で撮影許可を取得して撮影
□ 瀬戸川と白壁土蔵街を散策
□ 飛騨の郷土料理を堪能
□ お土産を購入

次の旅への期待を込めて

飛騨古川は、一度訪れただけでは味わい尽くせない魅力を持った町です。季節によって異なる表情を見せる瀬戸川、春の古川祭、秋の紅葉、冬の雪景色など、訪れる時期によって新たな発見があります。また、高山や白川郷など周辺にも魅力的な観光地が数多くあります。「君の名は。」という作品が紡いだ縁を大切に、何度でも飛騨古川を訪れてみてください。映画の世界と現実の風景が重なる瞬間を、ぜひご自身の目で確かめてください。

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この記事を書いた人

岐阜ナビ編集部は、岐阜の地名・言葉・文化・観光地に関する「なぜ?」を、調べ物ベースでわかりやすくまとめる情報サイトです。体験談や感想ではなく、意味や背景を丁寧に解説することを大切にしています。岐阜について知りたい方の疑問を、1ページで解決することを目指しています。

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