岐阜各務原航空宇宙博物館

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館について

 

 「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」、別名「空宇博(そらはく)」と呼ばれて、親しまれています。

岐阜県各務ヶ原市下切町にあります。1996年(平成8年)に「かがみがはら航空宇宙博物館」として開館し、2016年(平成28年)から展示スペースの増床、展示物増加などの全面的なリニューアルを行い、2018年(平成30年)にリニューアルオープンしました。リニューアルオープンに伴い、現在の名称になっています。

 2018年にリニューアルしたこともあり、館内・館外とても美しくて、建設されてからの年月を感じさせません。

 

 

【 アクセス 】

 

 自家用車でお越しの際は、最寄りのインターチェンジは東海北陸自動車道岐阜各務原インターチェンジとなり、そこから約10分程度で到着します。

 公共交通機関ですと、名鉄各務原線の各務原市役所前で下車します。そこからふれあいバスに約15分から20分乗車し、「航空宇宙博物館」という停留所で下車します。

 

 

【 入場料金・駐車場代金など 】

 

 館内への入場料金は大人が800円、60歳以上と高校生は500円、中学生以下は無料です。

 駐車場代金は無料です。普通自動車は約550台、バス12台駐車することができる、広大な駐車場です。

 

 

【 営業日・営業時間など 】

 

 休館日は毎月第一火曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日から1月2日)となっています。公式ホームページに開館カレンダーがあるので、確認されてからお出かけされるのが良いです。

 営業時間は、平日は午前10時から午後5時、土日祝祭日などは午前10時から午後6時までです。

 

 

 

【 航空機などの 実物展示の迫力がすごい~♪( ´▽`)  】

 

 駐車場から航空宇宙博物館の入り口まで歩いて行く際に、目に飛び込んでくる、航空機の実物展示!!

航空機に乗ったことがある人、目にしたことがある人、興味がある人、すべての人が実物の展示に目を奪われること間違いなし。もちろん動きはしませんが、自分の間近で、航空機を見る機会なんてそうそうありません。入り口に入る前から圧倒されるでしょう。

 

 館内の1階には人類の航空技術開発の歴史と物語にふれることができる「航空エリア」です。

 入り口から順序に沿って歩いて行くと、航空機産業のスタートのライト兄弟のライトフライヤーが展示されています。そして、第一次世界大戦、第二次世界大戦で航空機技術が大きく進歩しました。そこで発明・開発された航空機の実物大模型の展示や設計図なども展示されています。戦時中の戦闘機が2つ展示されており、1つは、現存する唯一の実機である三式戦闘機二型「飛燕」、もう1つは岐阜で初飛行した十二試艦上戦闘機「零戦(試作機)」の実寸大模型です。戦闘機好きな方、是非自分の目で見てみるのも楽しいのではないでしょうか。

 

 また、戦後の航空機開発の部分では、実物大の航空機が開発の年代ごとに配列され、20機ほど展示されています。

空港ではなく、博物館内で航空機を20機が並んでいる光景は圧巻です。また、現在の航空機に使われているエンジンなどの展示や説明もされています。

現在使われているという星型エンジン。

 航空機好きな方、その仕組みについて詳しく知りたい方、足を止めてしまうこと間違いなしです。

 

 

【 宇宙について 学ぶエリアもある 】

 

 2階には人類の宇宙への物語と最新テクノロジーを体感することができる「宇宙エリア」があります。

 宇宙へ出発した歴代のロケットについての説明や模型などが展示されています。また私たちの生活に欠かせない、天気予報、カーナビ、衛星放送・衛星通信などは、人工衛星がなくては使うことができません。それらの人工衛星の説明や実物大の模型が展示されています。また、宇宙へ行く時の宇宙服の実物展示もされており、自分の顔を入れて写真を撮影することもできます。

 

 1階、2階部分と説明や実物展示が多いので、航空機に興味がない小さなお子様には難しい内容かもしれません。館内には、見ているだけでなく、実際に体験できるシミュレーション体験もあります。体験できる時間や人数が限られていますが、旅客機・小型ジェット機・ヘリコプターなどの操縦体験ができるコーナーもあるので、案内をよく見て体験されるのも面白いですね♪( ´▽`)

 

【 気軽に楽しめる 講座も開かれている~★  】

 

 航空機や宇宙に関わる講座も開催日時が限られていますが、開かれています。ペットボトルを使った「水ロケット制作教室」、紙とノリとホチキスなどを使った「紙飛行機教室」、レゴブロックキットを使ってプログラミングを組む「航空宇宙ロボット教室」などです。

 私自身は、「紙飛行機教室」に参加したことがあるのですが、小学生低学年の子でも説明をよく聞き、大人が少し手を貸すだけで、紙飛行機を作成することができます。紙飛行機になる台紙は1枚300円で購入することができるのでその台紙を切り取り、ノリとホチキスを使って紙飛行機を完成させることができます。輪ゴムを用いてその紙飛行機を飛ばすと、すごいスピードで遠くまで飛ぶので、どの年代の人も楽しく制作・活動することができます。

 

 

 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館は、航空機・宇宙についての実物大の展示物が間近で見ることができる珍しい博物館です。

航空機・宇宙が大好な人は勿論、そうでない人も見ているだけでそれらについて勉強になるところだと思います。是非1度、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に足を運んで見てください♪( ´▽`)